Week3 @SD 展望

 気のせいだと思うんですが、ブリーズのうさ晴らしにKCが70点くらい取られるスプラッターショーが展開されるような気がしてなりません。私が地区優勝は固いと言ったKCが。



 さて結局DEN戦を見返すこともできないまま、もう次戦が目の前。DEN戦は色々感想書きたかったのに。本当にNFLが始まると1週間が経つのが速くなります。うーん1週間が10日欲しい。

 ということで第三週、SDボルツ戦です。

 SDと言えば例年この時期は格下相手に取りこぼしてスロースタートというのが風物詩になってましたが、今年はOAK,TENに危なげなく完勝、勢いに乗ってファルコンズとの全勝対決に臨みます。しかしせっかくリーグで6チームしかいない全勝チーム同士がぶつかるという好取組なのにブラックアウトの危機とはなんたることか、9月のノーブ・ターナーに対するサンディエゴ市民の信用度が伺えます。


 SDとのマッチアップを見る前に、まずはファルコンズのポジション事情2点。

・CB
 グライムス離脱を受け先発(ニッケル)に昇格したもののDEN戦いつの間にか消えていたオーウェンスでしたが、結局脳震盪だったとのことでSD戦欠場が確定。
 ここで気になるのが、代わって入るのがDEN戦同様フランクスなのか、一瞬(2スナップ)だけ出てマニングからキャリア初INTを記録した「持ってそうな男」ロバート・マクレインなのかということ。DEN戦ではフランクスがニッケルの、マクレインがCBの位置のバックアップという扱いだったため、マクレインの出番はサミュエルが引いた一瞬だけでした。しかし、スミッティはDEN戦後マクレインについて聞かれ、INTを絶賛した上で「今後彼の役割は変わっていくだろう」と発言。
 個人的願望としては、づん太を彼が一番活きるニッケルに置いて、マクレインをサミュエルの逆サイドに据えるというのを見てみたいですが、果たしてマクレインにそんな大任が務まるのかどうか、プレシーズン以来こいつを推していた私にも正直よく分かりません。ただ、こういう気にかけていた無名選手が活躍してくれると、"俺は今をときめくこのアイドルを地下活動時代から追いかけていたんだぜ、にわかファンども"的な虚しい優越感に浸れるのでマクレイン君には是非頑張って頂きたく。それこそサミュエルやグライムスだってこういう主力の怪我や不調で回ってきた数少ないチャンスを生かしてプロボウラーになったんですしね。
 
・RB
 ターナー騒動で一番恩恵を受けそうだった控えRBのアントワン・スミスがハムストリングの負傷で練習全休、こちらもSD戦は欠場決定。うーん、私は基本的に負傷者に対しては寛容なんですが、それにしても間の悪いとしかいいようがない、多分そういう星の下に生まれているんだと思います、アンラッキーマンというやつ。クイズ、スネリングの二人だけに全てを任せる訳にもいかず、否応無くターナーを戦力に数えざるを得なくなりました。
 そして当のターナーですが、リーグからのお咎めはまだなし。練習にも平常どおり参加しており、SD戦は普通に先発しそうです。で、全く根拠の無い予感なんですが、なんかSD戦で爆発しそうな気がしてなりません。もちろん良い意味で。禊パワーで土俵際からのうっちゃりを見せてくれるんじゃないでしょうか。まあ私のこういう予感って当ったためしがないんですが。
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 んでは以上のようなことも踏まえてSD戦マッチアップです。

vsSDオフェンス
 リヴァースは言わずと知れた好QBですが、そのマラト・サフィン(テニス選手)のようなごつい顔つきに似合わず非常にふわりとした優しい球質の持ち主。これをピンポイントで落とす能力があるからレシーバーにとってはキャッチしやすく、好成績に繋がっているわけですが、一方でコントロールが乱れた時はディフェンス陣にとってもINTしやすい球ということが言えそうです(昨季はキャリアワーストの20INT)。敵にも味方にも優しくないヴィックの弾丸ライナーなんかとは対極ですね。おあつらえ向きにファルコンズのセカンダリーはINT王のサミュエルに加え、今調子に乗っているS陣とボールホーク達が揃ってますので、ここは狙いどころでしょう。特にサミュエルはまさかのタックルマシーンとしての活躍を見せているものの、そろそろINTを見せて欲しいというファンは多いでしょう。
 ではどうやってリヴァースのコントロールを乱すかといえば、もちろんDEN戦で見せたディスガイズを軸としたプレッシャーディフェンス。マニングに通じてリヴァースに通じないという道理はない、はず。ここはノーランイリュージョンの真髄を見たいところ。
 またSDはLTジャレット・ゲイザーが開幕からアウトでここまでドラフト外新人のマイク・ハリスという選手がブラインドサイドを守っているそうですが流石に苦戦気味とのこと。そしてこういう新人いじめとなると嬉々として170パーセントの力で襲い掛かるのがジョン・エイブラハムというサディストです。ここはどーんと5サック2FF4フォルススタート誘発くらいよろしく。
 逆にプレッシャーやディスガイズ(幻惑)がかからないようだと、故障者の多いCBの穴を狙われて地獄絵図が繰り広げられる可能性もあります。マクレインには期待してますが、純粋な能力不足や経験不足というのはいかんともしがたいですからね。
 それとSDはハイレベルなレシービングTEをずらりと揃えている(ドラフトで欲しかったラデリアス・グリーンもいる)そうなので、その対策も見ものです。特にゲイツは仮想ジミー・グレアム戦として見ても面白そうです。

 ただその前にまず問題になるのがやはりイマイチのランディフェンス。SDはここまで欠場していたエースRBライアン・マシューズも戻ってきそう(クエスチョナブル)とのことで、下手をするとランだけでやられる可能性も。
 ファルコンズディフェンスは少なくとも2試合を見た限りでは、戦術としてランを止めるという工夫があまり見られず、結局スプーン、ニコラスのLB二人の個人技頼みになっているという印象。対策としてはデントを入れるというのが一番手っ取り速いでしょうが、それじゃ今年のディフェンスの最大の長所が消えちゃいますからね。ここでノーランがニッケルを維持してランを止めるうまい策を見せるようならディフェンスに対する不安や不満は一気に解消されるのですが、さてどうなるでしょうか。
 ちなみに地元ファンの間でもちょっと話題になってましたがマシューズはフレズノ州立出身ということでファルコンズの新OLコーチパット・ヒルの愛弟子。となればこれはもうパット親分の無言の圧力的なものにも期待します。


vsSDディフェンス
 2試合終えてランディフェンス堂々リーグ1位、それもマクファッデン(15回32ヤード),クリス・ジョンソン(8回17ヤード)というリーグを代表するランナーを相手にしてのこの結果。ここに今のターナーさんを送り込んだらどうなるか、今年の(今年も)セリーグの最下位チームがどこか、というくらい答えは明白っぽいですが、果たしてそうか。
 昨シーズンのプレイオフではランオフェンス最下位のチームのランを止められずに惨敗したランディフェンス上位の某チームがありました。あの試合某チームとしてはランは端から止められるという算段があったのではないかと見ているのですが、そこでうまくいかず、傾いたモメンタムを一気に持っていかれていました。
 同じようにSDとしてはターナーは止まるものとしてゲームプランを練っている可能性が高いです。ということは、もしここでターナーが予想外の大活躍(20回70ヤードくらい)をすればSDのゲームプランそのものを崩すことが出来るはず、つまりターナーが男を見せる絶好のチャンスといえます。ここでやるのがターナーという選手なんじゃないでしょうか、多分、きっと。なお肝心のどうやったらターナーが活躍できるかについてはよく分かりませんので中畑監督にでも聞いてください。RGにコンちゃん入れればいいと思うよ(ボソッ)

 SDのセカンダリーは昨季7INTを挙げたプロボウルSエリック・ウェドルという素晴らしいプレイメイカーがいるものの、その他の選手はやや力が落ちるようです。エースCBのクエンティン・ジャマーも33歳ということで、少なからず衰えはあるでしょう、チャンプ・ベイリーみたいなバケモノはそうそういません。ということで、ライアンとしては32番(ウェドル)を徹底的に避けて投げるというのが手っ取り早い成功への近道ではないかと。もちろん、その前提としてウェドルのマーク外のレシーバーたちがマッチアップに確実に勝利することが必要ですが、その点はあまり心配してません、なんつったってチーム最大のストロングポイントなので。唯一の懸念はフリオのストーンハンドですが、彼の落球はロディのものと違って技術的な部分が大きいようなので、少しずつ改善していって欲しいところ。
 DENと比べるとパスラッシュはさほど強力ではないようですが、果たしてパスプロがきっちり仕事できるのか、未だに完全には信用してません。特にクレイボーの調子が悪いのが気にかかります(ちなみに先週に続きクエスチョナブルですが、多分出てくるでしょう)。あとドラ1メルヴィン・イングラムがどれほどのものかじっくり見てみたいと思ってます。

スペシャルチーム
 PRは今週もフランクスがやるんですかね、彼は自分の首がギロチン台にセットされている(というか一回既に執行されている)ことをよく理解しといた方がいいと思います。

その他
 この試合はともかく、実は今年SDを密かに応援してます。なぜって武雄先生がいるから。彼のプレイオフに出れない呪いと、ゴンザレスのプレイオフに勝てない呪い、今年が解呪のラストチャンスかもしれないので、なんとか二人揃って呪縛から解き放たれて、笑ってフィールドを去って欲しいと思ってます。問題なのは私の応援に呪いがこもってるんじゃないかという疑念が絶えないことですが、まあ毒を食らえば皿までということで。
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