Week4 CAR戦 展望

 この試合の解説者でもあるジョン・リンチが両セーフティを褒めてくれてて嬉しい限り。まあこの褒め殺し解説に定評のある元ドSは昨シーズンから二人のことを評価してくれてましたが。私は数多い褒め殺し型解説者の中でもリンチの解説のファンなので(個人的にはゴルフ解説のレックス倉本氏の次ぐらいに好き、誰がわかるんだって話ですが)この試合も今から楽しみです。



 さてAFC西3連戦を終え、いよいよ大事な地区内対決1戦目。相手はスーパーマン率いるCARキャッツ。

 CARはここまで1勝2敗、先週のNYG戦の負け方が悪すぎたこともあってか下馬評ではファルコンズが圧倒的有利と見られてますが、良くも悪くも一人で戦局を決めてしまう怪物QBを擁する以上、全く油断は出来ないというのはファルコンズファンならよく知っていること。CARは準備期間もたっぷりあったことですし絶対に大きく立て直しを図ってくるでしょうしね。

vsCARオフェンス
 ここまでの3戦 10点,35点,7点と富士急ハイランドの絶叫マシンのようなアップダウンを見せているCARオフェンス。ほとんど試合を見れてないので詳しくは分かりませんが、まあこのアップダウンの原因の8割くらいはニュートンにあるんでしょう(35点取られたチームのディフェンスがむにゃむにゃ、という話はさておき)。彼が良い方に出ればオフェンスは爆発するし、悪い方に出れば何も出来なくなる、数年前のアトランタでもよく見られた光景です。
 というわけで、まず何はともあれニュートン対ノーランという構図がこの試合最大の注目点。この規格外の化物にこれまでのようなディスガイズ&プレッシャーディフェンスが通用するのか、正直なところこれはやや難しいのではないかと見ています。
 理由はいくつかありますが、最大の問題はやはりニュートンの足。これまでの3週はいずれもスクランブルを全く警戒する必要がありませんでしたが、プレシーズンでの対タネヒルなどノーランディフェンスは明らかにスクランブルに苦戦していた印象がありますので、そのまま工夫無しでうまく行くかは疑問です。
 とはいえ、それでもやはりノーランには期待しています。就任時「マニング、ブリーズ、ニュートン、相手が違えば当然プレッシャーのかけ方もすべて違ってくる」というような発言をしてたので、果たしてどのようなアジャストを見せてくれるか。理想としては、やはり彼をできるだけイライラさせてミスを誘ってターンオーバー、という展開を見せて欲しいところです。そういう意味ではジョージアドームのクラウドノイズの後押しも重要、チームが好調ということもありますし、ここぞとばかりに大ブーイングでニュートンのやる気を削いでくれることに期待します。
 ニュートン対策として素人考えで思いつくのは、LBかSの誰かを常にスパイに付けてまずスクランブルを徹底的に押さえ込む、といった辺りでしょうか。その分パスカバーは大変になりますが、ブレークの兆しを見せるWRブランドン・ラフェルや堅実なレシービングTEのグレッグ・オルセンといった選手はいるものの、スティーブ・スミスという絶対的大エースさえ暴れさせなければパスの脅威は激減するというのがCAR長年の弱点ですので、一人カバーが減ってもなんとかなるのでは。まあどんだけ注意しても大暴れする危険を秘めているのがスティーブ・スミスという怪物なんですが、先週ニュートンとの間に不穏な空気も漂ったようですし、この試合くらいはおとなしくしてくれるんじゃないかという淡い期待も。ちなみにスミスは基本的に試合を通してどんどんノってくるタイプなので、序盤でいかにふて腐らせるかがポイント。

 ランについては、ジョナサン・スチュワートが万全ではないとは言えディアンジェロ・ウィリアムスにマイク・トルバートもいる以上今週もある程度は出されると思いますが、200ヤード走られてそれだけで負ける、なんて展開にさえならなければいいんじゃないかと。チーム公式のプレビューでは、ランディフェンスで圧倒することが重要と言ってますけどあくまで第一ターゲットはニュートン。
 あと個人的にはドラフトで超欲しかったLGのアミニ・シラトルがどんなプレイをするかが気になる所、大暴れを見たいような、見たくないような。

vsCARディフェンス
 DEチャールズ・ジョンソン、LBジョン・ビースン、そして期待の大型新人LBルーク・キークリーなど核になり得る選手はいるものの、ざっとロスターを見る限りではやや全体的なタレント不足は否めないのかな、というのが率直な印象です。
 特にドラ5ルーキーCBジョシュ・ノーマンやBAL時代ほとんど守備機会が無かったS中村春樹さんを先発に抜擢せざるを得ないディフェンスバックはなかなか台所事情が苦しそうです。名は体を表すを地で行く一発狙いのCBクリス・ギャンブルは怖い存在ですが、ここのDB対WRのマッチアップではかなり有利に立てるはず。また、どうも春樹さんはサポート時のタックルミスが目立ち、残念ながらかなりファンのブーイングを受けているようなので、一番期待したいのはフリオがフィジカルで圧倒してRACを稼ぐという形。スクリーンなんかもいいかも。
 もちろんその前にまずライアンをしっかり守ることが必要なのですが、ここではチャールズ・ジョンソンを抑えられるかどうかというのが最大のポイント。他はそこまでパスラッシュを警戒する必要はなさそうなので、主にLDEにセットするジョンソンと対面するクレイボーがどれだけ踏ん張れるかどうか。幸いクレイボーは練習にも完全復帰とのことで体調的な不安もなくなりましたし、ここでジョンソンを消すことに成功すればそれだけ勝利も近づきます。
[追記]
 すみません、新加入のDTダワン・エドワーズが3.5サックも上げているのを見落としてました。こういう遅咲きのブレーク選手の存在は怖い。ファルコンズのインテリアラインはラインはここまでまずまず安定してますが、一気に破壊されないことを祈ります。

 ラン(だけに限った話ではないですけど)に関してはやはりクエスチョナブルのビースンが出てくるかどうかが最も気になる所。今年のビースンは、やはり病み上がりということもあってかかつてほどの動きのキレがないようですが、それでも彼はCARディフェンス全体を引き締めるまさしく大黒柱的な存在ですので、その有無はでかいはず。もし欠場となればターナーは先週に続いて男を見せるチャンスとなります。
 ただ仮にビースン欠場となった場合、少し不気味なのが、ここまで思ったほどの活躍ができてないらしい大物ルーキーのキークリー。もし不調の原因が(カレッジ時代のMLBから)OLBに回されたことにあるなら、ビースン欠場を受けてMLBに入って大暴れするような嫌な予感が。ここで期せずして新たなプレイメイカーが誕生するようなことになると、ランだけでなくファルコンズオフェンス全体に影響を与える可能性さえ有ります。特にMLBというのはBALやCHIを見ても分かるようにディフェンスの心臓であり頭脳でもあるポジションなので、眠れる巨人が目覚めないことを祈ります。
[追記]どうもキークリーはMLBには入らないようです、これは少し不安が減りました。

スペシャルチーム
 ドラフト時ちょっと気になっていたカレッジナンバーワンリターナーのジョー・アダムスがリターナーですが、どうやらここまではだいぶ苦労している模様。リターンの数字が伸びないだけでなく、先週は2ファンブルロスト(内一つはマフ)。確かドラフト時の評価ではファンブル癖などの指摘は無かったと思うので、多分に精神的な部分が大きいと思われます。ここは一気にハードヒットで傷口に塩胡椒をこれでもかと塗りこんで本格的なイップスに陥らせたいところ。カバーチームがどれだけドSに徹しきれるか。

その他
 来週はWAS戦ということで、この試合ノーランがどこまでやれるかはほぼ2試合分の価値を持ちます。ここでニュートンを完封なんてことになれば来週までの私の安眠が約束されるのですが、逆にパス300ヤード、ラン100ヤードくらい奪われた日には勝敗にかかわらずRGⅢに対する不安で2kgぐらい痩せそうなので、この試合はシュートアウトより投手戦を希望します。

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この記事へのコメント:

redgun1978 : 2012/09/30 (日) 12:20:28

ちょうど自分もエドワーズのスタッツみてうちのバビさんみたいのかなーと注目ポイントにあげました。ロッド・コールマン→バビノーとパスラッシュ型DT好みなんで楽しみです。
4-3時デントインじゃなくロバートジェームス君をINしてニュートンのspyさせてみよう。吹き飛ばされたらやめればいいしw

ほとら : 2012/10/01 (月) 05:41:00

 いやー、内も外も見事にラインはぼこぼこでしたね(苦笑)
 ニュートン(というかチャッジンスキーのコール)にも実質完敗でしたが、来週ノーランがRG3相手にどう立て直してくるか気になるところです。とりあえず疲れました(笑)

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