Week4 CAR戦 感想

 KCはついにあの男に出番が回ってきそうですね、これで地区優勝は固い。


 さてアメリカ全土でとんでもない激戦が数多く繰り広げられた今週のNFL。そんな中でもとんでもなさっぷりでは群を抜いていたであろうこの試合。遅くなりましたがようやく見返せたので感想編です。しかし分かっていても見返すだけで疲れる試合。あと現在の生活リズム的な問題で、試合後2日ぐらいしないと見直せないのが非常にもどかしいく、悶々とした時間を過ごしておりました。


 とりあえず試合の流れから。普段は面倒なので冗長になるので書かないのですが、この試合は記録しておきたかったので。

・ファーストドライブ
 改めて見ればこの試合を象徴する形となっていたのが両者のファーストドライブ。過去3試合全てTDを挙げていたファルコンズのファーストドライブは3&アウト、しかも3プレイともライン戦で負けた結果で、最後は両OTが両DEに完敗して挟まれるようにサックを食らって終了。対照的にCARのオフェンスはオプションプレイを中心としたプレイコールが冴え渡り、ニュートンのオプションランは32ヤードのビッグゲインになり、最後はTEグレッグ・オルセンへのパスがタックルミスの助けもあって17ヤードTDに。
 この、オフェンスではプロテクションが持たず、ディフェンスではオプションプレイに対応できず、というのはほとんど試合全体を通してファルコンズを苦しめ続けました。


・その後の展開
 基本的には攻守ともずっと苦しい展開が続きました。オフェンスはとにかくパスプロテクションが全くといっていいほど持たなかったのが大誤算。ポケットが恐ろしい早さで収縮する姿は昨シーズン序盤と同じかそれ以上に悪かったです。ここまでライアンの好調を支えていたユニットだっただけに、ショックも影響も絶大。
 それでも前半3点リードで折り返し、第3Qで一時10点リードを奪えたのはまさかの大活躍RBマイケル・ターナーのおかげ。CARのDLがパスラッシュに特化していたということも手伝ったんでしょうが、ターナーは久々に100ヤード越え(13キャリー103ヤード)、印象的だったのは今年ここまでほとんど見れなかったラインを突破するランが見れたことで、突破後は持ち味であるタックルブレークも繰り返し往年の輝きを見せました。おまけに後半早々のミドルスクリーンパスがまさかの60ヤードTDになるサプライズも、ちなみにレシービングTDはキャリア初だそうでむしろそっちの方がサプライズ。
 ターナーのランが出たことでややパスラッシュの勢いも軽減できたのか、ラッシュが届く前のショートタイミングパスが決まり始め、またプレイアクションからロディへの49ヤードTDなんかも決まりました。
 ちなみにこの試合ではこれまでほとんど封印されていたディープパスも目立ちました。多分CARのディフェンスの弱点を突く意味のプレイコールだったのでしょうが、残念ながらパスプロの問題も有って成功した回数は僅かでした。ですが昨シーズンとは比べ物にならないコントロール、コエッターさんの本領発揮といったところでしょうか。

 一方ディフェンスは相変わらず苦戦。特別誰が悪いというわけではなく、ボールキャリアーをギリギリまで明かさない(決めない)オプションプレイに完全に翻弄されている格好で、思い切ったプレイができず常に後手後手に回り続けました。相手のプレイが読めず躊躇するから、スピードに乗ったプレイも出来ずにタックルミスなども増えるという流れ。プレイコールも冴え渡り、正直なところ、相手のミス以外で止まる気配が有りませんでした。
 そしてオフェンスが被サック祭りで追加点を奪えないでいる内に、第4Q残り8分というところでついに24-28と逆転を許します。


・最終盤の攻防
 4点差を追いかける立場になったファルコンズはフリオへの30ヤードパスなどもあって、敵陣13ヤードまで攻め込みますが、ここでこの日6つめのサックをくらい、FGによる3点どまりで終わります。1点ビハインドのまま試合は残りジャスト5分。

 続くCARのオフェンスを3&アウトで止める事に成功し、残り時間約3分でタイムアウトは3つという場面。自陣30ヤードからのこのシリーズ、FGでもウィニングドライブとなるシチュエーション。私がライアンに一生ついて行くことを決めた08年第6週のCHI戦以来、こういう場面で何度も決めてきたのがライアンという男なわけで、私も含めファンはきっとやってくれるはずと思ったはず。以前も言いましたが、ライアンは決して淡々とプレイする優等生タイプではなく、逆境でこそ一番力を発揮する主人公タイプだと思ってます。
 しかしここで2つの痛恨のミスが発生。1つは最初のフリオへのロングパスでフリオが足を残しきれずアウトオブバウンズとなったプレイ。決してフリオにとって簡単な球では有りませんでしたが、ほぼフィールドゴールレンジに入っており、本来ならこの試合はこの時点で終わっていなければいけなかったところ。CJ、フィッツ、アンドレ、そしてロディなど、本当の超一流と言われる選手たちなら間違いなくあそこで足を残していたはず。
 もう1つが3rd&3の場面でのチャールズ・ジョンソンのサック、本日なんと7本目でこれはライアンにとってもキャリアハイの数字。ちなみにここはプロテクションの問題というよりは粘りすぎたライアンの判断ミスで、投げ捨てれば4th&3でギャンブルにも行けましたが、4th&11となってはそれもできず。
 残り2分30秒での苦渋のパントにドームはブーイングで包まれ、私は敗戦記を書く準備を始めました。しかしこの我慢のパントこそスミッティのファインプレイ。当然の選択とはいえ、もしあそこでギャンブル暴発していれば絶対に奇跡は起こらなかったでしょう。

 残り2:26、CAR1点リードで自陣32ヤードからの攻撃。ファルコンズファンから見れば絶望的に感じるシチュエーションですが、タイムアウトは3つ残っておりCARにとっても決して気は抜けない場面。
 なんとか3&アウトを狙うディフェンスをあざ笑うかのように2nd&6からニュートンのランでファーストダウン更新。ここで2ミニッツ突入、タイムアウトは残り2つ。いよいよ後がなくなったファルコンズ、敗戦記を書き始める私。しかしファルコンズの選手もコーチも誰一人諦めてはいなかった。
 ファーストダウンを取れば勝利、取れずとも時間とタイムアウトを消費させればほぼ勝利確実という場面。当然のようにラン2連発で3rd&2、タイムアウトは使い切った。そしてファーストダウン更新を目指して空を舞ったスーパーマン、一目ラインを超えたかに見えた、ああ終わったと敗因を考え始める私、しかし次の瞬間こぼれるボール。ボールをかき出したのはエイブラハム。オフィシャルレビューで4th&1、まさしく首の皮一枚残した。

 しかしCARの新人パンターノートマンとカバーチームが神パントを見せ、ファルコンズ最後のオフェンスのスタート地点は自陣1ヤード、残された時間は59秒、タイムアウトは無し。どう考えても絶望的な最後の行進がスタート。

 というところで長くなったので分割
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