Week9 DAL戦 雑感

 4日ほど島流しにあってました。


 先にロスタームーブから。
 レイノルズがIR入りし、代わりにOGフィリップキース・マンリーがロスター入り。ってかレイノルズの故障はそんなに重かったんですか。昨季と比べれば見違える内容だったので残念ではありますが、あとのことはコンちゃんにまかせてゆっくり休んでくださいまし。フィリップキース君はまさかの開幕ロスター入りの後、グライムスのIR入りなどの余波を受けてPSに入っていましたが晴れて出戻りということに。最高にクールなファーストネームを呼ぶ機会が増えればいいですが(もちろん先発陣の負傷以外で)。
 またFBロウサカ・ポライトがカットになり、プレシーズンでのポライトとのロスター争いに敗れたマイク・コックスが再び加入。あら前回の記事で吠えたことが現実に。コックスはプレシーズンでロスター争いに負けたとはいえ多分プレ4戦目の負傷に依るところが大きかったと思いますし、なによりコックスに対しての私の評価はかなり高いので、これでオフェンスは大幅パワーアップと見ています。ポライトについては略。
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 さて、もういい加減遅すぎる気もしますけどDAL戦の感想を簡単に。

DCマイク・ノーラン
 タレント豊富なDALオフェンスを相手に13失点に抑えた功労者、なんですけど正直なところなんでこんなロースコアですんだのかよく分かりません。ライブ観戦中気になっていたのは試合展開とスコアボードが噛み合わないという感覚で、早々にPRでビッグリターンを許し、ランはコンスタントに出され、づん太はビッグプレイを献上し、アサンテもインターセプトをこぼし、パスラッシュはそれほどかからず、ロモからターンオーバーも奪えず、と快調に進まれている印象、これでなんで試合終了残り5分まで6失点ですんだのか。
 一応理由らしきものを探すなら、ある程度進まれても要所要所のサードダウンディフェンスで踏ん張った、というのが直接的な理由なんでしょうけど、それにしても6失点ですむような内容には見えない。少なくとも一般的な意味での「強力ディフェンス」とはかけ離れている印象。DLにDTを3人並べたり、ディスガイズからブリッツを入れたりといったノーラン得意の変幻自在のディフェンスの効果ももちろんあったんでしょうけど、それだけで説明できるようなものでもない気がします。
 じゃあなんなんだ、と言われてもジェイソン・ギャレットに答えが出せなかったものにド素人が答えられる訳もなく。完封するのではなくある程度はオフェンスを進ませる、というのが鍵っぽいですけど実際のところは謎。まあ願わくば最後まで謎のまま「さして強力に見えないしそれなりに進むのになぜか得点できない」という不思議ディフェンスを貫いて欲しいと思います。レビューがめんどいですけど。

ジョナサン・バビノー
 上で色々書きましたが、個人の力で失点を最小限に抑えたのは間違いなく彼。値千金のロスタックルあり、サックありの大活躍でした。単純なペネトレイト力ならリーグトップクラスですし、もうちょい知名度あってもいい選手だと思うんですが、不人気チーム所属の宿命ですかね。

アキーム・デント
 だんだんこいつについて分かってきました。まず基本的にブロッカーにつかまるのは仕様。またランプレイ時、どこのギャップを埋めればいいかという瞬時の判断力もない。なので、前に出てランを止めることは期待できない。でもオープンフィールドでの動きは悪くなく、特にパスカバーはかなりうまい。
 一言で言えばいろんな意味でロフトンとは真逆のタイプの選手ですね。興味深いのはノーランがロフトンではなく彼を選んだということで(もちろんキャップその他の問題があってのことですが)、ノーランの超が付くほど柔軟なディフェンススキームにはBVGの4-3MLBの申し子であるロフトンよりデントの方が向いているかもしれない、そんな思いを抱かせてくれました。

ターナー&コエッターさん
 いくらゲームプランとはいえ、本当、よくあんだけ我慢できるな、と。
 この日のターナーは3Q終盤までいつも通り、あるいはいつも以上にボロボロの内容。対照的にロディ&フリオを中心としたパスオフェンスは絶好調だったんですけど、それでもランをコールし続ける胆力というのは尋常ならざるものがありました。一歩間違えれば間違いなく戦犯。
 しかしその結果43ヤードのビッグランが生まれ、この日ファルコンズ唯一のTDに結びついたんですから賞賛するしかありません。ブレットジェイ・ラトリフ負傷の恩恵も少なからず受けましたが、結果が全ての世界ですからね。終わってみればトータルラン獲得ヤードはDALの63ヤード(平均3・6ヤード)に対しファルコンズ123ヤード(平均4・7ヤード)。多分ですけど、コエッターさんのこのへんの忍耐力はJAC時代に培われたものだと思われます。

ロディ&フリオ
 これもしかしたら超えちゃってるかもしれません、個人的最高のWRコンビであるトリー・ホルトとアイザック・ブルースを。
 二人とも今年最高の出来。特にフリオのレシービングスキルが目に見えて良くなっていたのが非常に嬉しいです。まあキャッチの技術ではリーグ最高級の師匠がチーム内に二人もいるんですから向上してもらわないと困りますけど。
 ロディはテレンス・マシス越えおめでとうございます。真面目に殿堂入りも射程圏だと思うんですけど、どう考えてもそういうのキャラクターに結びつかないんですよね。これほど貫禄という言葉とかけ離れた一流選手も珍しい。

クイズ
 DAL反撃のチャンスを潰す超貴重なサードダウン更新RAC2連発。クラッチプレイヤーというのは60分中59分間寝たふりしていても許されると思っているんですが、この日のクイズはまさにこれ。

OL
 デマーカスさん素通しとかライアン殺す気ですか。
 ただ何度かブリッツに対するアサイメントミスがあったのを除けば及第点。ランオフェンスも最終的には帳尻を合わせましたし、ベイカーもウェア相手に1敗だけなら十分すぎます。でもコンちゃんはもうちょいウェイトトレーニング頑張れ。
 あと個人的に驚いたのはTEパーマー、ざっと見ただけで2回ウェアを完封してました。唯一のキャッチもダウン更新レシーブで、もうちょっと使ってもいいと思います。

FBロウサカ・ポライト
 まさかタグ貼ったプロボウルCBよりドラ5ルーキーFBの穴の方が大きいだなんて誰が予想できただろうか。まあ故人に対し鞭を打つような真似はやめておきませう。マーシャル・フォークの田舎のおっさん顔をさらにむさ苦しくしたようなド田舎のおっさん顔は嫌いじゃなかったんですけどね。

マット・ブライアント
 神は死んだ、のかどうか。決まれば同点の37ヤードと勝ち越しの43ヤードを外し、負けていれば間違いなく戦犯でした。
 問題なのはこれがたまたまなのか、降臨していた神が消えてしまったのかということです。他に3本4本決めているので前者だと思いたいですが、カンディフ某を例に出すまでもなくNFLのキッカーはある日突然プロボウラーから並以下のキッカーに成り下がることがよくあるので油断できません。
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この記事へのコメント:

redgun : 2012/11/10 (土) 11:57:10

デントの項目吹きますわ。まさにロフトンのギャップ感覚とかいいところがすべて欠点というわかりやすさ。BVG時代からかわらないデクー・ムーアの、いい遺産をより強調させるためのビアマン1DEEP、そこにデント1deepまで含めてきてこれはロフトンではできない一芸ですよね。ブルッキングの悲しいラストゲーム以降ひっかかっていたものの答えがデントにあるような、買いかぶりすぎかww。ただこれで文句言いたいから注目すると50%でものになるという統計上、ポライト(ジェリー)よりはボッシャー・ベイカー予備軍に名を連ねましたか。
バビノーはハワイには縁がないんです、だって今年はニューオリンズいきますからね。

ほとら : 2012/11/11 (日) 14:30:30

 BVGとノーランがあらゆる意味で対極に位置する以上、ロフトンとは対極なMLBであるデントももしかしたらノーランディフェンスの申し子になれる可能性を持っているのかもしれませんね。今はまだこんなこと言ってもギャグですけど、右肩上がりのカーブを描ける素質はあると思うので今後のシーズン、そして間近に迫ったNO戦でどんなプレイをみせてくれるか注目です。
 バビノーはそれこそDAL辺りに行ってれば今頃スター選手として持て囃されてる気がします。理想の生え抜きベテラン選手ですよね。

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