Week10 @NO 展望

 完全に二日酔い、NHK杯見逃した・・・


怪我人情報
 スプーンが2週連続のアウト。もちろん非常に痛いですけど、この情報はかなり早い段階から明かされてました。怪我の重さから考えるに試合直前に出場可否を判断するということもできたはず、なのにそうしなかったということは、多分スミッティは今後のシーズンを戦っていく上で慎重に慎重を期するため、中途半端に練習させるのではなく回復に専念させるという構えを取ったんだと思います。まあとりあえずデント頑張れ。

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 さてやってまいりました、ファルコンズ最大のライバル聖者戦。ちなみにこの「ライバル」の当て字は「好敵手」より「天敵」あるいは「怨敵」の方がしっくり来ます。”don't like”ではなく”dislike” 選手同士もファン同士も互いを蛇蝎の如く嫌っている絶対に負けたくない相手との一戦です。

 今年のNOはご存知のようにオフの大騒動に始まり、ショーン・ペイトン不在の中開幕4連敗スタートなど予想以上の苦戦が続きましたが、ここ4戦では3勝1敗とさすがに地力があるところを見せています。まだまだプレイオフレースから脱落したわけではなく、ここでファルコンズの連勝を止めれば一気にチームに勢いが付くでしょうし、この試合にかける気持ちはかなり強いと思われます。まあそういったこと関係なしに、この2チームの間には因縁が多すぎてヒートアップしないわけがないんですが。
(これは余談ですが、シーズン前、適当すぎる見立てとしてショーン・ペイトン不在の影響は勝ち星5つ分とみてました。つまり今年のNOが本来全勝するようなチームだとしたら、ペイトン無しでは11勝がリミットという計算。そしてここまでで既に5敗、この内いくつがペイトン不在によるものかは不明ですが、私の適当予想にもとづけば残り全勝する可能性もゼロとは言えません。)


vsNOオフェンス
 ショーン・ペイトン不在とはいえリーグ最高のQBの一人ドリュー・ブリーズは健在。パスオフェンスはリーグ2位と相変わらずの破壊力を見せています。
 対ブリーズを考える時問題になるのはどうやってプレッシャーを与えるか。ブリーズに時間をやってしまえばどんだけカバーがよくてもほぼ確実に通されてしまうので、どうにかしてプレッシャーを与えなければなりませんが、この男は触れる程度のプレッシャーならいとも簡単にすり抜けてしまうので、完全に仕留めきる必要が有ります。一番の狙い目はザック・ストリーフ欠場で代役を務めることになりそうなRTチャールズ・ブラウンの所ですか。先発経験もある若手選手ですが、いかにもエイブラハムの好物っぽい。あとはカール・ニックスが去り多少脅威の減ったインサイドをどれだけ破れるか。ブリーズにとってインテリアラインはブラインドサイドより生命線だと思うので、逆にここを破れれば面白くなります。
 投げ分けに定評のあるブリーズですが、メインターゲットはエースWRコールストンに怪物TEジミー・グレアムの二人(スプロールズはアウト)。注目度としてはド派手なジミグレの方が大きいでしょうけど個人的には精神的に不安定なゴールポスト破壊野郎より仕事人のコールストンの方がよっぽど怖い。ブリーズが最後に頼るのはコールストン、という印象が有ります。DB陣はジミグレは多少暴れさせてもタックルミスだけしないように注意し、コールストンをフリーにさせないことがポイントだと思います。

 ランだけでなくNOオフェンス全体のアクセントとなるスプロールズの欠場は確かに大きいですが、RBとしてはアイヴォリーの方がずっと怖い選手。ここまでNOのランオフェンスはリーグ29位と低迷していますが先週はトータル140ヤードと復活。これはどう考えてもアイヴォリー効果だと思われます。NOのランオフェンスが機能すると何が嫌かって、ブリーズのプレイアクションの脅威が7割増しになってしまうことなんですよね。
 個人的には試合序盤はパスよりむしろ徹底的にランを警戒した方がいいんじゃないかと思っています。トーマス,イングラム,アイヴォリーともに馬力がある選手ですが、常時3DTとエイトメンでランを封じるくらいしてもいい、それぐらいNOのランが機能してしまう展開は怖いです。

vsNOディフェンス
 オフシーズンにファルコンズとDC獲得合戦がおこり、最終的にファルコンズはノーランをNOはスパグヌオーロを得ることとなり、この分岐がどういう結果に繋がるか非常に気になるところでしたが、ここまでは幸いにしてノーランを獲得したファルコンズに軍配が上がる形になっています。ロフトン獲られた時は心底がっかりしたものですが。
 ぐぬおーろさん率いるNOディフェンスは数字だけで言えばラン(32位)、パス(29位)ともにボロボロのようで歴史に残る勢いで喪失ヤードを積み重ねています。とにかく簡単にビッグプレイを許すことが多く、どんな相手にも満遍なくやられているという印象で、また相手QBにプレッシャーがなかなか届かないのも課題の模様。
 しかし先週のPHI戦では開き直ったのかこれまでのDLでプレッシャーを与えるスタイルからヤケクソのようにブリッツ大作戦に切り替えたところ7サックの大暴れ。試合後半にはブリッツを入れないプレイでもコンスタントにプレッシャーを与えることに成功していたようです。本来の先発OLを4人失っていたPHIサイドの問題も大きいとは思いますが、ヤードは稼がれてもTDは許さないというディフェンスでPHIを13点に抑えています。

 で、やはり気になるのは前任者が乗り移ったかのようなブリッツ大作戦をファルコンズ相手にもやってくるのかどうかというところ。ライアンはヴィックに比べれば遥かにブリッツ耐性があるQBですが、まともにぶつかればマッチアップ的にはかなりファルコンズ有利でしょうし、NOディフェンスはブリッツで勝負を賭けてくるケースが多くなるんじゃないかと思います。
 ブリッツ対策としてはスクリーンが常套手段、ということで特にサードダウンではクイズらを有効に活用したいところ。ここはコエッターさんの腕の見せ所でしょう。あとは先週のようにピックアップミスだけはないように。
 フロント4では先週3サックのキャメロン・ジョーダンが果たして本物なのか、マッチアップはクレイボーサイドなので結構怖いです。パーマーのヘルプを付けるなりして勢いづかせないようにしないと。

 それとゲームプランとして気になるのはシュートアウトと塩試合どっちに持ち込むのかという話。今年のファルコンズオフェンス(とNOディフェンス)ならシュートアウトでも十分NOに対抗できると思いますが、先週のDAL戦のような展開に持ち込めれば相当に有利に戦えるはず。この選択はファルコンズがイニシアチブを握っているだけに、慎重に選ばないといけません。
 シュートアウトならフリオ、我慢比べならターナーが主役になりそうですが、なんとなくターナーが謎の2週連続の活躍をするような気がしてなりません。ロフトンのタックルをブレークでもしようものならそれだけでどんぶり2杯はいけます、ちょっと期待してます。コックスのリードブロックというプラス要素もありますし。

スペシャルチーム
 ボッシャーvsモーステッドという新時代を担う若手トップパンター対決、通を自称するような方にはお勧め。とか言っていると両者パント無しの殴り合いになる予感もそこはかとなくしますけど。

その他
 この試合、全勝のファルコンズと負け越しのセインツという構図にもかかわらずセインツ押しの声が強いです。これにはまあ、ここまでのファルコンズの勝ち方やらスーパードームでの試合という点などの要素もあるんでしょうけど、なんだかんだで一番大きいのはここ数年の対戦成績だと思います。ブリーズ加入後はファルコンズの2勝10敗、スミッティ就任以降でも2勝6敗と大きく負け越しています。特に直近の試合では惨敗でしたしね。
 ただこれまでと大きく異なるのは両チームのコーチ陣。ぐぬおーろさんはともかく、ショーン・ペイトン不在は一般に思われているよりも遥かにでかい。彼の、一試合を通じていかにオフェンスをより効果的に組み立てていくかという稀有な能力は代役プレイコーラーのカーマイケルにはないでしょう。対してこちらはジーニアスを攻守に手に入れている。選手はほとんど同じでも、互いに過去の試合内容なんて全く当てにならないほど別のチームと言っていいわけです。
 とはいえ、そうした問題を一人で吹き飛ばせるだけの力を持っているのがブリーズが超一流たるゆえんでもありますが。まあノーランならきっとなんとかしてくれる、はず。

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この記事へのコメント:

redgun : 2012/11/12 (月) 01:50:01

直前情報、先発RTちょっと注目してたハリスらしい!エイブラさん筆頭にご指導ご鞭撻するのか、クレイボの後釜取られた感が残るのか。

ほとら : 2012/11/14 (水) 22:14:18

 返信遅くなりました。ハリスはアクティブ登録でしたが、幸か不幸かブラウンのままだったようですね。個人的にはハリスをすごく見たかったですが。それにしてもNOのOLに対する苦手意識がなかなか消えませんねえ(苦笑)

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