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W11TEN戦 あるひとつのギャンブルについて


 ようやくTEN戦見返せました。感想書こうとしたのですが、無駄に見所というか、よい点や悪い点が多すぎて収拾がつかず。そこでこの試合で一番印象に残った一つのプレイのみを採り上げてみようかと思います。




 ・第3Q残り6:45敵陣36ヤード4th&1でのギャンブル成功

 この試合最大のハイライトといえばライアン=ホワイトのホットラインによる超美麗ロングパスでもターナーの数々のナイスランでも完璧なランディフェンスでも貫禄たっぷりのバビノーママでもなく、間違いなくこのプレイ。

 このプレイにはいくつかの伏線があります。まず一つは先週のNO戦オーバータイムでのギャンブル失敗。このギャンブルについてはあの後も多くの識者やファンによって賛否両論の議論が繰り広げられました。

 そして向かえたこのタイタンズ戦、前半終了間際に訪れた敵陣37ヤード4th&3というシチュエーションでのパント。
 もちろん13点リードしている場面で54ヤードのFGや3ヤードのギャンブルを避けてのパントという判断自体は決して責められる筋合いのものではないです。この後タイタンズ陣10ヤードからの返しのドライブでFGを奪われたのはまぁ結果論ですし、主に悪いのは超コンサバだったBVG(ブライアン・ヴァンゴーダーDC)なのでこれを持って判断ミスとはいえないでしょう。
 しかし、私はアグレッシブな姿勢こそスミッティHCの最大の魅力だと思いますし、ここでギャンブル成功すればこの試合の勝利に近づくだけでなく、NO戦からの悪いイメージを払拭できると感じていましたから、パントチーム登場に対するホームのファンによるブーイングは痛いほど理解できました。もっとはっきりいえばアグレッシブを貫いてきたスミッティも先週の失敗で「震え」てしまったかと少なからず失望さえしました。
 

 さてそうした経緯を経ての3Q表題のシチュエーション、スミッティは迷わずギャンブルを敢行したわけですが、そのプレイが素晴らしかった。1WR2TEのフォーメーションからTEやFBをしきりにモーションさせ、TENディフェンスが気を取られ混乱した隙をつきQBスニーク。NO戦のあのギャンブルでの単純なターナーのランとは大違いで、非常に考えられ、繰り返し練習していたことがよく分かる動きでした。



 この練りに練られたプレイから想像されることとして、恐らくスミッティHCはNO戦におけるギャンブル失敗を私が考えるよりも遥かに重く捉えていたのだと思います。多分誰よりも深刻に。

 これからファルコンズが戦っていく上で、あの失敗の傷をなんとかして癒さねばならない。その方法はギャンブルを成功させる以外に無い。
 しかしもしまた失敗すれば、さらに傷は深くなり、選手やコーチは今後自信を持ってギャンブルに臨むことができなくなる。

 だから次のギャンブルは絶対に成功させなければならない、失敗は許されない、そんな心境にあったわけです。

 そんな絶対失敗できないという状況で、前半終了間際の3ヤードという距離は長すぎたのでしょう。

 そして満を持しての4th&1。ファルコンズは準備に準備を重ねたプレイを見事成功させました。スミッティの意地が込められたこのプレイ。前週の嫌な流れを払拭し、選手たちに自信を取り戻させた値千金のものです。リベンジ達成、めでたしめでたし。というストーリーを私はこのわずか1ヤードを獲得した一プレイに見ました。


 2週にわたる壮大なストーリーが一瞬に凝縮されたQBスニーク、なんて奥が深いんでしょうか。その気になればこのワンプレイで一本小説が書けそうです。誰か書いてくれませんか、私が読みますので。


 と色々妄想たくましく、しかも途中から断定口調で書きましたが、実際のところはもちろん不明です。事実に基づくフィクション、という感じですか。ですがまぁこういう見方もスポーツの楽しみ方の一つなんじゃないでしょうか。


 ちなみにこのお話には後日談があります。
 第4Q中盤、13点差でリードしている場面、敵陣13ヤードまで攻め込み、4th&1の場面。FGで16点差にすれば大きく勝利が近づくという場面でまさかのギャンブル、隊形はさきほどと全く同じ。場内からは大ブーイングですが、TENディフェンスがモーションとフェイクハットにつられオフサイドしファーストダウン更新。
 恐らく最初から反則狙いだったのでしょうが、見事に3Qのギャンブルや先週のギャンブルが伏線(スミッティはイケイケだという印象)となり、最高の結果に結びつきました。
 スミッティの気迫勝ちのファーストダウン。彼の喜びようはこの日一番といっていいほどでした。これでTDも狙え、時間も消費できめでたしめでたし、のはずがターナーがファンブルロスト。いや、グーパンチものでしょう、これ。
 この後タイタンズの新人QBロッカーの追い上げにびくびくしながらもなんとか逃げ切れましたが危うく感動ストーリーが悲劇(喜劇)になるところでした、ターナーはスミッティに土下座しとくように。



 あ、それから試合直後の感想でCBSを批判してしまいましたがこれ完全に私の勘違いだったようです。ひどいのはsky sports の解説者もどきでした。大変失礼いたしました。
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