怪我人追加 とらんざくしょん

 ラムズ戦の傷跡は深し。



 既報のFBユーウィング,DEビーアマンに続き、現地火曜日ファルコンズはLBショーン・ウェザースプーンのIR入りを発表しました。ただしこちらは昨シーズンから制定されている各チーム1名のみ許されている復帰可能な方のIRで、最短で8週間、Week11に戻ってこれる可能性があります。
 またやはりSTL戦途中退場したRBスティーブン・ジャクソンのMIA戦欠場も火曜日の時点で正式に発表。彼の故障の程度に関しては「決して重いものではない」とのことですが、復帰時期は今のところ不明です。


 そして3人のIR入りを受け、ファルコンズは新たに

FBパトリック・ディマルコ

LBジャマー・チェイニー

LBオマー・ゲイザー


 の3名を新たにロスター入りさせました。ディマルコはPSからの昇格、チェイニーは昨年PHIでバックアップ、同じくゲイザーはOAKで4試合先発を務めた選手だそうな。
 やはり、というべきかビーアマンの枠埋めにはDEではなくLBが入ってきました。チェイニーとゲイザーは偶々か意図的かは分かりませんがどちらも元々イーグルス出身(チェイニーは'10年D7、ゲイザーは'06年D5)で、まだ26歳で運動能力が高くポテンシャルは高そうなチェイニーに対して、経験豊富なベテランのゲイザーというような構図。二人ともキャリアにおいてスミッティともノーランとも特に関わりがないようなので、何はともあれ一刻も早くノーランが二人の特性を掴むことですね。なんせ結構な緊急事態ですから試合出場のチャンスはすぐにでも回ってくるはず。'10コンバインで40ヤードLB最速タイムを叩き出したとかいうチェイニーは化ければ面白そうな素材ですが、さて。ちなみに二人とも内外両方の経験あるようです。
 ディマルコははっきり言ってプレシーズンを見る限りでは全く良さが分からなかったんですが、それでもわざわざPS枠をFBなんてニッチなポジションの選手に割いたというのは、キャンプを通してコーチ陣が何かしらを彼に見出しているということでしょうから、その何かしらをとっとと見せるように。それまではコックスコックスとわめき続けます。

 またディマルコを昇格させたことで空いたPS枠に今年のドラフト外新人LBチェイス・トーマス(スタンフォード大)を加入させました。実はこの人モックでは2巡くらいの評価もあったカレッジスターで、ドラフトではかなり注目していたんですが、指名されないままズルズル落ちていったと思ったら、まさかの指名漏れ。その後よりによってNOに行ってしまってがっかりしたという、個人的に結構思い入れのある選手です。NOでもPSにさえ残れなかったということでモッカーたちよりスカウトの目が確かであることを示す一例となってしまいましたが、ここからの巻き返しを期待したい選手です。

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 と、いうことでシステムのキーマンであるビーアマンに加えてディフェンスのリーダー スプーンを同時に失う結果になってしまったノーランディフェンスに、RBとFBのスターターを欠くことになったバックス陣。1勝の代償にしても大きすぎる痛手となりました。(しかしTEN時代からフィッシャーのチームとの試合後は敵も味方もボロボロになるイメージがあります。ハードノーズでフィジカルな試合は傍から見る分には楽しいんですけどね。)実際の影響は試合見てみないと分かりませんが、大幅な戦力ダウンは避けられないでしょう。
 ただスミッティ政権6年目、ここまで基本的に健康体を保ってきたファルコンズですが、そろそろこういう野戦病院化が起こるような予感もしていたのも事実です(こんなシーズン序盤にってのは想定外でしたけど)。そして”Super or Bust”と言われる今年、このようにチームの理想像から離れてしまった状況で、残る選手達とコーチ陣がどうアジャストすることができるか、というのは非常に興味深くもあります。こう思えるのは今のコーチ陣と選手達ならここから立て直すだけの力があると感じているから。6年間で培ってきたチームとしての地力が試される局面、あっさり潰れるようなら今年はそこまでのチームだったということでしょうし、逆にこの逆境を乗り越えられるならチームとして更に一皮剥けられるような気がします。とりあえずここからの怪我人の連鎖を避けつつ、負傷者の穴を埋める選手達がステップアップすることができるかどうか、要注目です。
 
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