スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

フリオOUT ロビスキー息子IN

 いろいろと終わってきた気がしないでもないファルコンズ2013シーズン。去年のようにNFLドップリになれない環境を恨みましたが今となってはある意味幸いだったやもしれん、とか思い始めたらファン失格でしょうね。


 さて遅報もいいところですが、チームは先週MNFジェッツ戦で足を負傷したWRフリオ・ジョーンズをIRに入れ、空いたロスター枠にWRブライアン・ロビスキー(FA)を加入させました。ちなみにWRコーチのテリー・ロビスキーの実子です。

 NYJ戦も含めここまで5戦間違いなくチームMVP級の活躍をしてきたフリオの離脱の影響は計り知れません。実質現時点のファルコンズベストプレイヤーといってもいい選手ですからね。詳しい情報はよくわからないのですが、故障は骨折、今週中にも手術を行う予定とのこと。ちなみにカレッジ時代に手術したものと同じ方の足らしいですが、過去の故障との因果関係は不明。何はともあれ来シーズンの完全復活を祈るのみです。

 ただこのニュース、もちろん聞いたときは大変ショックでしたけど、正直なところあんまり驚きはしませんでした。なんというか「ついにこの日が来たか」というのが率直な感想。デビュー以来フリオのプレイをずっと見てますが、彼は本当に良くも悪くも「無理をする選手」です。どんな時でも全力で、レシーブ後には1ヤードでも多く稼ぐために死力を尽くすというプレイスタイルは、彼の美点でもあり欠点でもあると感じていました。
 最もわかりやすい比較対象はトニー・ゴンザレス。過去に何度か言ってますけど私がゴンザレスという男が本当にすごいと思うのは「理解力」。状況判断力といってもいいですが、ゴンザレスは試合において今時分が置かれている状況、相手チームが置かれている状況、マッチアップする相手に何ができて自分に何ができるのか、自分が何をすべきなのか、といったことが恐ろしいほど頭と身体に叩き込まれています。中でも一番彼が理解しているのが「自分に何ができて、何をすべきなのか」ということ。そして何よりも求められているのが「自分が健康にフィールドに立っていること」だと知っているからゴンザレスは基本的に無理をしません。度をわきまえ、自分の能力でできる範囲で最善を尽くす(なお彼が無理せずできる範囲というのは大半のNFL選手にとって非常に高次元のことな模様)ということを徹底しているから彼のプレイにはいつも余裕があるし、16年間大きな怪我なくすごしてきました。NFLで10年以上無傷でフィールドに立つというのは決して単に頑丈というだけではなしえないことです。状況に応じ適度に力を抜き余裕を持ってプレイするということは、ロディもそうだし他チームの選手ではレジー・ウェインなんかを見てても感じることで、無事是名馬を実践するためには不可欠な能力だと思われます。ロディなんてあからさまに手を抜いていることよくありますもん。
 翻ってフリオですが、彼は力を抜くということを知らない男です。繰り返しますけど彼は本当に無理をします。フリオの能力なら80%くらいに力をセーブしても十分目的が果たせるような場面でも120%の力を出そうとする。命を削るようにして1プレイ1プレイに望み、そしてそれを60分続けようとするから、必然身体への負担も増える。なまじ怪物級の身体能力を持っているだけに、その負担の大きさも比例して増えることでしょう。
 今回の怪我も、実際に負傷したのはオフェンスのラストプレイより前のことらしく、それが事実ならフリオはシーズンエンド級の怪我をしながらフィールドに残り続けたということで、これは彼が非常に真面目で責任感が強いことを示す反面、自己管理ができないプロ失格の行為だったともいえます。即時に痛みを訴え正しく対処ていれば、シーズンエンドは防げた可能性だってあったかもしれないんですから。

 私がフリオのことを心から認めることができないのは、ロディが好きだからだとか、いまだ指名の経緯に納得し切れてないからといった理由ではなく(いや全く皆無かと聞かれれば微妙ですが)、そのプレイスタイルにどこか危うさがが感じられるからというのが一番大きな理由なんだと思います。
 このオフ フリオはゴンザレスのヘルシーな食生活をまねた結果、素晴らしい肉体が手に入ったと喜んでいましたけど、ゴンザレスから真に学ぶべきはもっと深い部分だったのかもしれません。もちろん今回のIR入りは不幸なことですけど、彼のプレイスタイル上、遅かれ早かれ起こりうることだったと思います。そしてフリオが力を抜く術を身に付けない限り、来年以降も大きな故障の脅威からは逃れられないと思います。これは怪我に強い肉体とか弱い肉体とかいう以前の、試合への臨み方の問題。常に全力だからこそフリオはフリオなんだという意見もあるでしょうけど、彼ほどの能力があれば高いパフォーマンスを保ちながら適度に力を抜くこともできるはず。せっかく身近に素晴らしいお手本が二人もいるのですから、来年までサイドラインからいろんなことを学んでほしいです。だって「最低でも殿堂入り」がフリオに求められているハードルなんですから。


 (追記)
 あ、トランザクション記事のはずだったのにフリオについて語りすぎた。えっと、ロビスキー君は縁故採用乙ということで。


 (追追記)
 なお諸々の事情(主に私のやる気)につきNYJ戦についてはスルーで。や、決してブログの更新が嫌になってきたというわけではありません。一個だけ言うなら、ゴンザレス様、万一残念なキャリアラストイヤーになってしまったら、もう一年やりましょう。どうせ契約残ってますし。



スポンサーサイト

この記事へのコメント:

管理人のみ通知 :

トラックバック:


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。