Week8 @ARI 展望

 先にお知らせ。このたび島流しの刑に処せられまして、流刑先での(プライベートな)ネット環境が確約されておりませんで、この先数週間ほど更新ができなくなる可能性が高いです。どうぞご了承くださいまし。


 まずトランザクション。LBジャマー・チェイニーを放出してストリートからLBトーマス・ハワードを獲得。また先週ダリアス・ジョンソンを昇格させて1枠空いたままになっていたPSにSショーン・ベイカーなる選手を加入させました。
 あんまり語ることもないムーブですが、チェイニーはちょっと注目していただけに結局何も見せられないまま去ってしまったのは残念。ハワードは名前だけ聞いたことがある30歳のベテラン選手。元OAKのドラ2(06年)ですが2010年にカット、2011年にCINに移籍し、昨年は9月にACLってシーズンエンド。うーむ、あんまりワクワクしない。
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 さて今週は敵地でのARI戦。カーズといえば昨年ライアンがキャリアハイの5INTを喫し、なのにそれでも勝っちゃったというなかなかに印象深い相手。あの試合が物語ってますが、ARIはここ数年、攻守にタレントがいながら一番肝心なポジションがトンデモなことになっていたチーム。この「あとは投げる人さえなんとかなれば」というチーム状況に、実績十分なカーソン・パーマーを引っ張ってきてさてどうなるかと期待されていた今シーズンですが、ここまで3勝4敗。まあ外野からはこの数字が期待と比べてどうなのか正直よくわかりませんが、少なくともパーマーはアリゾナ市民からの風当たりが日に日に増しているとかなんとか。もちろんこちらもよそ様をあれこれ言えないチーム状況ですが、決して調子がいいとはいえない相手、何としてでも勝ちを拾いたいところです。


怪我人
 アウト確定はロディスネリングニコラスの3人。ロディはもちろん残念ですが、多分連続試合出場記録なかったら開幕戦から休ませてたと思いますし、その記録も途切れたことですから、この際ちゃんと完治するまで治療してほしいです。ニコラスはもう今シーズン限りで放出濃厚か(現在5年契約の3年目)。
 クエスチョナブルはベイカーデント。ベイカーについては「うちのスターターなんだから、健康ならもちろん先発させる」とスミッティに明言されてますが、これでもし先発してホームズ以下のパフォーマンスだったらどうするんでしょうか。
 そしてようやく来ましたスティーブン・ジャクソンはプロバブルで6週ぶりに出場見込み。果たして故障明けでどこまでパフォーマンスが戻るかは不明ですが、とりあえずスネリング分は余裕で埋めるくらいはやってもらわんと。
 なお前の試合最後に引っ込んでしまったトゥルーファントは無事でした。本当にえかった。



vsARIオフェンス

 カーソン・パーマーはここまで7戦で8TD13INTとなかなかの荒れっぷり。パスプロにも大分問題があるようですが、それでもリーグ屈指のWR陣を擁しながら開幕STL戦以外はレーティングも80未満で、ここ5試合連続で2INT以上献上するなど、ファンにユニフォームを燃やされかねない数字です。となれば今シーズンすっかりなりを潜めているファルコンズのボールホークたちの爆発をそろそろ期待したいところ。特に昨年OAK戦で劇的ピック6を決めたアサンテにはあの再現を期待せずにはいられない。
 レシーバー陣は御大将のフィッツはもちろん去年のドラ1フロイドも期待通りに成長しているようで、もしパーマーが良い日だったら非常に厄介。もともとパーマーは割と波のある選手ですし、いきなり400ヤード越えとかの危険も十分ありえます。マッチアップは相当苦戦が予想されますが、それでもトゥルーファントにはWRどっちか片方をうまいこと封じ込めてくれそうな気配を感じます。ただの願望な気もしますけど。
 RBは怪我がちなメンデンホールにかわってブレークの兆しを見せるルーキーエリントンはカレッジ時代ちょっと気になっていた選手なのでプレイを見るのが楽しみ。でもエリントン以上に注目していたステファン・テイラーは全然出番がないようで。使わないならください。それはさておき、ランディフェンスでは先週あまり奮わなかったウォリロウがそろそろプレシーズンの時のように暴れてくれるんじゃないかと密かに期待してます。


vsARIディフェンス

 ライアンにとっては昨年苦い思い出のあるカーズディフェンス、個人的には相当強力な印象なんですが、今年ここまでの成績は失点17位喪失ヤード16位とほぼリーグど真ん中に位置してます。
 まず注目はパスラッシュ。キャンベル、ドケット非常に圧力のあるインサイドラッシャーコンビに、出場停止処分明けのILBダリル・ワシントン、そしてご存知ジョン・エイブラハムと、かなり怖い面々が顔をそろえてます。特に昨年までファルコンズのエースラッシャーだったエイブラハムにはやはり注目せざるを得ないところ。喧嘩別れとは言わないまでも、突然解雇通知を突きつけられた格好のエイブラハムはファルコンズに対しかなり思うところがあるようで「練習ではライアンに触れることは許されなかったけど、今回は好きにタックルできるからね」とヤる気マンマンな危険物状態。先週2サックと調子も上げてきており、ベイカーなりホームズなりがメタメタにやられる光景が余裕で想像できます。ただエイブラハムといえばサックと並んで代名詞となっているのがオフサイド癖なので、興奮しすぎてフライング連発というのもかなりありそうなシナリオ。アウェイですがライアンがハードカウントを駆使すればエイブラハムをある程度は抑止できるかもしれません。あとワシントンのブリッツもかなり怖い、ここの見極めができるかどうか、コンちゃんにとっては大きな試練になりそうです。
 今回もロディ欠場ということで先週大活躍したダグラスにまた注目が集まるところですが、バックスと違ってARIはちゃんとエースレシーバーにエースCBを付けてくるチーム。はっきり言ってパトリック・ピーターソンはダグラスには荷が重すぎ、今回はほとんど消されると予想します。今回もはずれたらダグラスに土下座してもいい。と、いうことで今回の主役はゴンザレス、スパイスとしてジョンソン&デイヴィスがちょこちょこ活躍と予想。
 スティーブン・ジャクソンについては予想が難しいですが、サイドラインで溜まっていたものをすべて爆発させてほしいところ。



その他、というかむしろ今回の記事の本題

 トレード期限も間近に迫る中、あちらこちらでウワサになっているのがゴンザレスのトレード話(リンク先はESPNですが他にもいろんなとこで出てます)。NYJに敗れたあたりから出ているこの話題、取り上げるかどうか迷いましたが、やはりファルコンズファンブログとして完全スルーもどうかと思ったので触れます。
 この話全く知らない方のために簡単に説明しますと、今シーズン限りで引退を決めているゴンザレスが求めているのはリングだけだと、んで早くも4敗しフリオもいなくなった今年のファルコンズにいてはその悲願は叶わんと、一方何の因果かゴンザレスの古巣KCは現在唯一の無敗チームで数字上は最も頂点に近いところにいると、そしてKCのTE事情はトニーもえあきがアウトになるなど非常に苦しい状況だと、つまりゴンザレスがKCに戻るのはゴンザレスにとってもKCにとっても素晴らしいシナリオだと。
 この話、ファルコンズファンとしては到底受け入れられるものではないです。チームとしてこのトレードによって得られるのはせいぜい来年の中位指名権程度でしょうし、それよりも何よりもゴンザレス放出はシーズン中に「ファルコンズは今年もう勝つことを諦めました」と白旗を揚げるということを意味しており、これはファンに対しても残る選手たちに対しても冒涜以外の何者でもないです。再建中で完全に捨てシーズンというようなチーム事情ならともかく、フランチャイズQBが健在な中でシーズン半分を残しての終了宣言なんて正気の沙汰ではない。
 ただ一方で、NFLファン、ゴンザレスファンとしてはまた別の感情もあります。やっぱりどんな形であれ、ゴンザレスにリングを取らしてやりたいという気持ちは非常に強いですから。彼は多少のワガママを言っても許されるだけのキャリアだと思いますし(そもそもKCからファルコンズに来たのもワガママだったわけですが)、もし彼がKCでなら悲願を叶えられると考えそれを望むなら、トレードを認めてやるべきだと思います。そのことでゴンザレスにマイナス感情を抱くことは絶対にないと断言できます。
 ちなみにチームとしてはこのウワサを「馬鹿げた話」と断じてますし、ゴンザレス自身も「アトランタを離れたいと思ったことはない」と言っており、実現の可能性はかなり低いですが、それでも何が起こるか分からないのがプロの世界。今回、展望篇でこの話題に触れたのは、この試合の結果が少なからずこのウワサに影響すると思うから。何が言いたいかっていうと、この試合はゴンザレスのキャリア最終所属チームを決めかねない一戦であり、選手たちは全力でウワサの実現を阻止しなくてはならないということ。
 トレード期限は現地29日の午後4時。もしかすると今シーズンのファルコンズの方向を決めるかもしれないXデーです。


 
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