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W13 HOU戦 展望



 ということで前置きが長くなりましたが試合の展望です。こちらも無駄に長いです。
 



〈vsHOUオフェンス〉

 オールプロWRに二年連続4000ヤード超QBを擁するパスオフェンスと、二人そろって1000ヤード突破しそうな1,2パンチのランオフェンスという、ランパスともに強力なバランスアタックがHOUオフェンスの持ち味ですが、ご存知のとおりQBに緊急事態発生。アンドレ・ジョンソンも故障し、復帰戦の先週は2キャッチどまりとまだまだ本調子ではないようで、パスオフェンスの低下は否めません。

 必然、目下リーグ3位のランオフェンス中心に組み立ててくると思われますが、実はランも先週は43ヤードのビッグランを含めてもトータル31キャリーで88ヤードと低迷していました。もちろんJACディフェンスがHOUのQB禍を受けラン中心に守ったというのが一番大きいでしょうが、もう一つ大きな要因はリードブロッカーのFBヴィッカーズの欠場にありそうです。
 恐ろしいことにヴィッカーズが健康だったW7からW10までの一試合平均獲得ラッシングヤードは207ヤードだそうで、一流リードブロッカーの存在の大きさが分かります。リンクさせていただいているCLEファンの野犬留置場様でもHOU戦での敗因にあげられてましたね。ということでヴィッカーズの出場が試合そのものを左右しそうな気がしますが、現時点ではクエスチョナブル。さてどうなるか。
 エイリアン・フォスターとベン・テイトの最強タンデムですが、ハイライトを見ただけの印象ではテイトの方がパワフルなタックルブレーカーでファルコンズにとっては怖い相手に見えました。ただフォスターの方がレシーブやブロッキングがうまいらしいので、新人QBのためにはフォスターが使われることが多くなる気がします、そうなればファルコンズにとっては多少ありがたいかもしれません。
 とにかくロフトンはじめLB陣が確実なタックルをしてくれることに期待ですね。スプーーーンはプロボウルへアピールをするチャンス。


 一方パスオフェンスですが、これはもうTJイェイツがどれほどの選手かが全て。少なくともJAC戦はいまいちだったようですが、彼が第2のトム・ブレイディやカート・ワーナーじゃないという保障はまだどこにもありません。
 新人QBを慌てさせる為にもプレッシャーをかけたいところですが、ここまで被サック16はリーグ3位。TEN同様さほどビッグネームはいないですがユニットとして強固なラインのようで、あまりサックは期待できない気がします。
 アンドレ以外にもHOUはレシーバーの駒が多いので、グライムスの故障で先発(ニッケル)の可能性が高いオーウェンス、フランクスのどんぐりCBコンビが悪い意味で目立たなければいいのですが。本来第4、第5CBですからね、彼ら。唯一信頼できるCBであるダンテは古巣への凱旋を楽しみにしている模様。はりきりすぎて脳震盪起こさないように。

 しかしこれで3試合連続となる新人QBとの対戦ですか、CAR戦も入れると今年4試合目ですね、とりあえず3rd&ロングや4th&ロングを楽々通されるのだけはもう勘弁してください。イェイツがブレイディに進化しかねません。3rd&ロングにおけるファンからの支持率が順調に0に近づいているBVGはそろそろその髭にかけて意地を見せるように。
 ちなみにスミッティがHCになってからの対新人QBの戦績は8戦全勝だそうで、その調子で新人いじめの称号を不動のものにしていただきたいところです。



〈vsHOUディフェンス〉

 今シーズンの快進撃の原動力はこちら。大黒柱のマリオを失ったにもかかわらずパス守備2位、ラン守備4位、総合1位という圧倒的なディフェンスが展開されています。この成功はドラフト中心に堅実に育て上げてきたタレントたちとウェイド・フィリップスによってもたらされた34ディフェンスとが見事にかみ合った結果のようです。

 名目上34とは言っていますが、その実態はパスラッシュ特化形OLB二人による52ディフェンス。大半のプレイで5人がスクリメージラインにセットし、そのまま5メンラッシュでプレッシャーを与え、フロント7に比べ力の劣るセカンダリー陣のカバーの甘さをごまかすという超攻撃的ディフェンスのようです。
 ここまであげたサックは35と、先週アレックス・スミスを虐殺したBALに次ぐリーグ2位、ってなんかMIN戦展望でも同じことを書いた気がするんですが。最恐ロングスナッパージャレッド・アレン一人が突出していたMINと異なり、HOUは四方八方から襲ってくるのが特徴。
 パスラッシュの要OLBでは先週4サックを荒稼ぎしたコナー・バーウィンと新人ながらここ5試合連続でサックを記録中のブルックス・リードの二人がマリオの穴を見事に埋め、DLも大活躍の大型新人JJワットを中心にQBにプレッシャーを与え続けているようです。

 これに対抗するにはOLの頑張りはもちろんですが、調子を取り戻したライアン十八番のショートタイミングパスが鍵になりそうです。先週の27回成功で262ヤードという数字こそライアンの真骨頂、プレッシャーが届く前に短いパスをポンポンと成功させれば勝機が見えてくるか。
 ただセカンダリーの力が劣るとは言いましたが、波紋使いにしてスタンド使いジョナサン・ジョセフ・ジョースター卿はもちろん別格、ちなみに私は四部が一番好きです。誇り高き血統を継ぐ男はロディとマッチアップすることが多くなると思いますが、先週ノーキャッチのフリオは汚名返上のチャンスか、くれぐれも挽回しないように。あと怪我もね。
 

 5メンラッシュで広がるランスペースはILBのデミコ・ライアンズ、ブライアン・クッシングの新人王コンビががっちりカバー、それにしてもHOUのドラフトの当り率は半端じゃないですね、ディミトロフもすごいですがそれ以上、これで強くならない方がおかしいです。

 とはいえ先週JACのパスがほとんど機能しておらずMJD中心でくると分かりきっていたにもかかわらず18回99ヤードと平均5.5ヤード走られています。個人的にMJDは体格的にも能力的にもターナーとクイズ君のちょうど中間にいるような選手だと認識しているので、もしHOUの苦手なタイプだとすればランオフェンスも機能すると思います。特にクイズはカレッジ時代クッシング擁するUSCに圧勝しており良いイメージもあるはずで有効に使って欲しいところ、もし今週もキャリーが3回とかだったらさすがに暴れます。
 
 ちなみにクッシングはブリッツにも積極的に参加するらしく、ファルコンズに来たらチーム3位の3サック。ホント前のめりですねウェイド・フィリップス。他のチームでやったらバランス崩してすっころびます。昨年のDALの詳細は知りませんがクビになったのもなんだか妙に納得。

 とにかく毎週言っているようですが、ショートパスとランを中心としたこつこつオフェンス。慣れないことをせずに自分たちの持ち味を生かせばHOUディフェンス相手でも十分渡り合えると思います。
 もう一つの重要なのがライアンのノーハドル&オーディブルの冴え、MIN戦はほぼ完璧でしたが34相手でもきちんと相手を読んでくれるのを期待してます。



〈スペシャルチーム〉
 
 先週ぼろぼろだったカバーチームはジャコビー・ジョーンズを抑えられるか。修正力に定評のあるSTコーチのアームストロングに期待です。
 Pボッシャーの平均ヤードの数字が週を追うごとに上昇するのを見るのがひそかな楽しみになってきたので、バイウィーク前に逆戻りしないでくださいね。



 QB問題はありますが、それを差し引いてもHOUは間違いなく強いチーム。強力な地上戦と最強ディフェンスさえあればQBがディルファーでもスーパーボウルリングを手に入れられると証明されているわけですし。それにこういう不運が続くと、往々にしてそれに負けまいという反動が働いてチームの結束が高まったり、見えない力が後押ししたりするものです。昨年のGBとか。
 クービアックもTJイェイツで勝つために最善を尽くすでしょうし、白熱した試合が期待できそうで本当に楽しみです。イェイツ以外で一番注目したいのは、超前のめりHOUディフェンスvsショートパスwithノーハドルオーディブルのATLオフェンス。相性はいいと思いますが、一ヶ月前までのような落球やコントロールミス、あるいはライアンの読み違いが頻発するようなら惨敗も有り得ます。ライアンはここでステップアップしてさらなる高みに上ってほしいところです。


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この記事へのコメント:

kropotkin1921 : 2011/12/04 (日) 11:52:30

お邪魔します、テキサンズファンです。前投稿と合わせてすばらしいテキサンズの分析と思います。

ディフェンスは仰るとおり、前がかりでキーはILBの二人です。DCフィリップスがデミーコとクッシングの二人に絶大な信頼を置いているからこそ、DBも含め多くのラッシュが可能になっていると思います。そういう意味でラッシュが届かないショートのタイミングパスは有効ですし、これを忍耐強く続けられるとテキサンズは厳しくなります。ライアンとテキサンズDが勝敗の鍵を握りそうですね。

ファルコンズのスプーンは自分も好きな選手で、カバー範囲の広さは驚かされます。シニアボウルで惚れました。ドラフトの時もニーズ関係なく指名してほしいと思っていました(あの時はATLの次がHOUでしたので縁はなかった)。確か彼はテキサス州出身ですし、デミーコ、クッシング、スプーンと並ぶLBは見てみたかったですが・・・。

ほとら : 2011/12/04 (日) 12:43:31

> kropotkin1921 さん

ようこそお越しくださいました。
実際の試合も見ていない拙い分析ですが、HOUファンの方にお褒めいただけるとは光栄な限りです。

調べてみて一番感じたのは、ILBの二人を中心にウェイド・フィリップスのフィロソフィーとHOUの人材が本当に見事なまでにマッチしてるなーということでした。ばらばらな歯車が、がっしりと噛み合ったような感じで。

スプーンはテキサス出身でしたか、奇しくもTJイェイツがアトランタ出身のようなのでお互いの攻守の要に面白い因縁ができましたね。

前のエントリにも書きましたが、現在私にわかHOUファンになりつつあるので(笑)、HOU戦は多少の複雑な気持ちと非常に楽しみな気持ちとが混在している状況です。
熱戦を期待したいですね。

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