Week13 ARI戦 雑感

 レイトゲームってことを完全に失念しており第2Q以降リアルタイム観戦できず。


 結果は29-18で勝利。失点のうち8点は完全に勝負が決まってからのもので、第3週以来久々にほぼ完勝と言ってもいい内容。

 とりあえず展望編であげたポイントから

・ライアン(30/41 361yds 2TD 1INT レーティング105.8)
 17-0で完全に押せ押せムードの中飛び出たモメンタムをぶち壊すピックシックスには顎が外れそうになりましたが、それ以外は安定してハイレベルな内容。全体的にピンポイントを狙ったパスが多く、レシーバーがギリギリキャッチできないというケースも多かったですがリード展開でのINT警戒という意味では正解じゃないかと。何度でも言いますけどパスプロさえもてばこのぐらいは出来るQBなんです。

・フリオ(10rec 189yds 1TD)
 ロディ欠場の中で文句なしの今季ベストゲーム。獲得ヤーデージでキャリアハイ更新(ただし40ヤードほどは疑惑の判定のおかげ)。パトピーとの直接対決も完勝とノーブレイナーで本日のボールゲーム。
 ええそうです、フリオに求められてるのはこういう姿なんです。しかし色々文句言った途端にこんな試合されたら私の立つ瀬がないじゃあないですか。いや全然かまいませんけど。
 それにしてもこの試合のフリオは凄かった。ロディ不在で気合が入っていたというのもあるんでしょうけど、ここ最近の精彩を欠いたプレイぶりとは完全に別人でした。特にナイスレシーブがことごとくクラッチな場面で出たのが素晴らしかったです。このままロディのように「ここで何とかして欲しい」という場面で頼れる存在になれれば私も文句なんて言えません。

・スタントン(24/39 294yds 1TD 2INT レーティング72.0)
 フリオと並んでこの試合最大の勝因。あんまり他チームの選手にこういう言葉は使いたくないですが、「化けの皮がはがれた」かもしれないですね。これまで実力で先発の座を勝ち取れなかったのには相応の理由があったということでしょうか。
 少しプレッシャーがかかるとコントロールが新垣渚。INT2本にいたってはクリーンポケットからどフリーのレシーバーへのパスミスで擁護できない内容でした。フィッツ不在とはいえATLディフェンス相手にこれでは批判が殺到してそうです。

・S陣
 まだスナップカウント等の数字が出てないのではっきりとは言えないですがかなりの場面で3人を併用してた印象です。そして非常に嬉しいことに3人とも活躍。ロウリーとムーアは大事な場面でそれぞれINTとフォースドファンブルを記録、毛丸も地味ながら安定感のあるタックルやナイスカバーが目立ちました。またムーアは終盤に爆弾タックルを見せてジョージアドームを盛り上げるなど完全復活をアピール。度々見せたセイフティブリッツも非常に効果的で、だいたい3人のうち1人はボックス内、というよりほとんどスクリメージライン上に配置するというアグレッシブなフォーメーションがうまく機能してました。
 ノーランディフェンスの肝はSにあるとも言われますし、このまま3人にはハイクオリティなパフォーマンスを期待してます。惜しむらくはノーランディフェンスが来期も継続するかがかなり微妙なことですが、せっかく得た戦力なだけに来年以降も生かしていきたいところです。

 さてその他もろもろ

・審判
 安定して不安定なジャッジ。上述したフリオのキャッチなど試合全体を通して言えばややファルコンズ有利な判定が多かったですが序盤にヘスターのリターンTDを取り消す超特大のウンコールがあったので帳消しにすらなりません。フラッグ飛んだ瞬間相手の反則(フェイスマスク)だと確信してたのでコール(ヘスターのフェイスマスク)聞いた時は本気で耳を疑いました。あのフラッグ投げた審判は目玉をビー玉か何かと交換したほうがいいと思います。

・アームストロングSTC
 そのクソジャッジに激怒してアンスポくらったのがこのオッサン。しかしこれは全面的にアームストロングを支持。子供が無実の罪で罰せられたら親父が怒るのは当然。この人のことは何度となく批判してきましたが、今回の一件で評価急上昇。コメントでLigerさんが指摘されてたように、アームストロングを必死になだめるスミッティも含めて「いい光景」とさえ思えました。

・スティーブン・ジャクソン&OL
 初っ端に55ヤードランを記録し、最終的にトータル101ヤードでファルコンズ入団以来初の100ヤードゲームを達成。チームとしても実に約2年ぶりの100ヤードラッシャー。素直におめでとうと言いたい所なんですが、55ヤードランを除けば17回46ヤード(平均2.7ヤード)と内容的にはかなり微妙。
 特に3rd&ショートの場面でノーゲインに終わるケースが何度もあり、内容的には40点くらいとっていてもおかしくない展開だったのに29点どまりだったのは大体このせい。OLのブロック含めて要反省。ちなみに55ヤードランは敵陣1ヤードのところで止められたのですが、そこからTDするまでにも四苦八苦で4thダウンギャンブルでギリギリもぎとったもの。こういうショートヤーデージをランであっさり取れるチームってのが強いチームなんだと思います。つまりファルコンズは弱い。

・トゥルーファント
 なんていうかプレイが美しい。すっげーCBになれそう。

・ダグラス
 フリオの陰に隠れて100ヤードレシーブ。まあこの人がこれくらいやれるのは知ってました。

・ランディフェンス
 相手がもともとランオフェンスが弱いARIで、さらにエースRBのエリントンが序盤で負傷退場したということは大きく差し引く必要がありますが、それにしてもこの日のランディフェンスは素晴らしかったです。1列目でホールをふさぎ2列目で仕留めるという基本に忠実なプレイを60分通していた印象。ヘッグマンもスタッツに現れない部分で存在感を見せ始めてます。結果的にランをほぼ完封できた事でスタントンが投げざるを得ない状況を作った事が大きかったです。
 そして注目すべきはそんな今季ベストのランディフェンスがキーマンなはずのソリアイ不在の中で展開されたということ。ちなみにソリアイ欠場の理由は家族の不幸があったかららしいのですが、もしかしてソリアイがいない方がユニットとしてまとまるんじゃないか疑惑が。

・ブライアント神
 5打数5安打の平常運転

・NFC南
 TB,CARが敗れた一方、NOが@ハインツで勝利しほぼ一騎打ちの様相に。お互いの残り試合の相手的には相当不利ですが、いずれにしろスーパードームで勝った方が史上最弱地区最強の栄誉を手にする事になりそうです。


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この記事へのコメント:

redgun : 2014/12/02 (火) 18:02:13

久々、ブログの逆の目が発動しました。これからもフリオさんどんどん追い込んでいきましょう。
ムーアひとつの歯車でこうもかわるのかというもんでやはり緻密だなと実感、そういった意味でスタントン歯車O#が壊れ気味なんでしょうけど。もしかしてスプーン1人ですげえフロント7になってたりと妄想。
この試合を見るとノーランを残したくなるんで、残試合、妙な結果をだして、来年エッジラッシャー1名とLB1名にスプーンの復活&いまの面子でやらしてあげたくなってきました。
なんとなくHCとコターは誰にかわっても楽しめそうな感じが、O#はどう転がっても再構築できる、D#はメンツがノーラン用にに尖りすぎちゃってるんで入れ替えに無駄なマネーがかかりそうな。
そのためにも全米でロジャースを粉砕しプレーオフを駆け上がるという5-7が何を言ってるんだというシナリオをひっそりと心の中に思うのは自由なんでまだ留めておきます。あっさり勝ってこれFALCONSあるんじゃねくらいに名乗りを上げれれば気持ちいいすね。順調に虐殺されて5-8になりつつ黒猫が勝ったりしてサウス(笑)みたいな展開が香ばしくていいのか。

Liger : 2014/12/02 (火) 18:16:01

>スーパードームで勝った方が史上最弱地区最強の栄誉
リーグの歴史に、また新たな金字塔ですねぇ(笑)。
何れにせよ、こりゃ直接対決で決まるのが望ましい。
でもATLにせよNOにせよ、この2チームは取りこぼしも多いけど、ツボに嵌ると豪いことになるし、基本的にはウチ同様内弁慶タイプなので、WCでは絶対当たりたくないチームですね。

さて太平洋戦争前の「ABCD包囲網」に引掛けて、BUF、CLEと我がDETの
laughingstock & doormat of NFLな球団をB国、C国、D国と勝手に名付けてallianceを結んでいるのは御存じかと思いますが、丁度ARIがSBに出たり、ATLも強豪に成長したりで、同盟発足当初よりA国は該当なし状態です。

勿論同盟国の認定や同盟締結は国民(ファン)の総意に基づき各国元首(ブロガー)の合意によって為されるものですが、もし今回偉業達成したならば、横審的には「力量(弱さ)的にはまだまだ不十分なれど、品格(ネタチーム)的には認定の対象たり得る」という答申を下すでしょうねぇ(笑)。

勝手にお前らと同列視すな!と怒られそうではありますが。

ほとら : 2014/12/03 (水) 19:32:33

>redgunさん
 この試合に関してはこちらのディフェンスが良かったというよりARIオフェンスが悪かったという方が大きかったためディフェンスについてあまり楽観視しすぎることはできないですが、ここから先GB,PIT,NOとリーグトップクラスのオフェンス相手の連戦でどこまでやれるかはノーランの命運とも直結しそうですね。
 ノーラン仕様のディフェンスというのはその通りで、仮にDC交代となったとしてもできるだけノーランマインドを理解する人間になってほしいですね。余談ですがだいぶ以前にDBコーチのジョー・ダナ(ノーランが前の職場のMIAから唯一つれてきたコーチ)を次期DC候補に挙げている現地記事だかを見たときはなるほどと思いました。

>Ligerさん
 負け越しポストシーズン進出となればネタ性としては文句なしでしょうね、もともとチームの歴史という観点ではBCDどの国より底辺に位置しているチームなわけですし(苦笑)
 ただその同盟諸国はチーム自体のネタ性もさることながらブログ主の皆々様方に拠るところが大きいような気がします(笑)ですのであんまり他と交流も無い私には少々荷が重いようにも思うのですがいかがでしょうか。
 いずれにせよ、現時点で3チームとも勝ち越しと、単なるドアマット同盟ではなく、ネタ性を持ちながらも確かなチーム力を備えた今の同盟諸国と同列視されて嫌な気分になるはずがありません。

Liger : 2014/12/03 (水) 21:19:21

確かにブロガーさん各々の個性というものもありますので、同盟云々に拘る必要は全くありませんし、勿論無理やりATLをA国認定するものでもありません。
ただ「底辺に位置してるチーム」「私には少々荷が重いようにも思う」というのは御謙遜が過ぎるのではないかなぁとも思えます。
確かにC,D両国は歴史が長いこともあり、黄金期と呼べる時期もありましたし、B国も90年代前半は強豪でしたので、勝率や勝ち星という観点ではATL,ARIにTB等の方が辛酸を嘗めて来られたかもしれません。でもSB出場等の実績その他では我々からすればやはり仰ぎ見る存在ですよ。今季も例え負け越しであろうと「地区優勝候補最右翼」なのですから。
今世紀に入ってからというスパンでみると、BCD3国とも地区優勝とは全く無縁で、WCでも2002季のC国と2011季のウチが各々一回ずつ出ているのみで、B国に至っては1998季以来15年以上プレイオフから遠ざかっており、2011季にウチが出てからは単独リーグワースト記録更新中なんです。

そんなこんなで各ブロガーさんも、自棄のヤンパチでお笑い系に活路を見出さざるを得ない状況で、ほとらサンの様に地道に真摯に「竹中直人」を演じ続けられる方は全体見渡しても珍しいと思いますよ。

さて次週ですが、ウチもATLに肖って、地区優勝は直接対決制して自力でを目指すと腹を括りましたし、次週は@ランボーですので、NOに負けじとGB退治して欲しいとは流石に申せません。
ただNE戦勝利で当代一のQBともいわれるロジャースの後継はラックなども取り沙汰されてはいますが、自分はお宅のライアン君こそ次代のベストQBではと勝手に妄想しておりますので、是非その片鱗だけでも見せて戴きたく存じます。祈・御健闘。

ほとら : 2014/12/04 (木) 20:07:30

 や、なんか色々フォローしていただいて恐縮です。しかしそんなにおだてられても何もでませんよ(笑)
 私は所謂ヴィック時代からのファンなので2007年を除けばいつもフランチャイズQBおり、毎年(少なくともシーズン開幕時点では)地区優勝などの期待を持って応援することができましたので、BCD各国のファンの皆さんのような苦しみは味わっておりません。ただそれでもファルコンズオタ度が深まれば深まるほど、このチームの根底には長いドアマットの歴史があるんだというのを垣間見る事が多いです。特に現地フォーラムなどを覗くと卑屈な古参ファンが山ほどいます(笑)まあ不幸自慢をしても仕方ないのですが。
 私が勝った時も素直に喜ばないヒネクレ者なのは(いや、褒めていただいてるのはわかってますよw)そういったチームの歴史に当てられている部分もある気がします。

 まあなんにしてもA国認定などは誰かが決めるというより自然と根付いていくものでしょうから、 そうならなければ良し、なればなお良しの心構えでのんびりと駄ブログを続けていきたいと思います。

 チームの話をすると、お互いレベルの差こそあれ地区内が盛り上がり目を離せない展開になりましたね。ランボーフィールドでファルコンズがDETの援護射撃することができれば最高の展開ですね。どう考えても絶ぼ(ry
 願わくば1月にDETとのリベンジマッチが行われてほしいものです。

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