HC探し続報&フロント再編

 遅くなりましたが明けましておめでとうございます。今年もぼちぼち細々とやっていこうと思います、どうぞよろしくお願いします。



HC探しの旅
 前回の記事で名前を上げた6人に加え、先日BUFを退団したダグ・マローンと現スペシャルチームコーディネイターのキース・アームストロングの2名を新たに次期HC候補としてリストアップ。
 プレイオフバイウィーク組だったアダム・ゲイス(現DEN OC)、ジョシュ・マクダニエルズ(現NE OC)、ダン・クイン(現SEA DC)の3人とは先週末に、アームストング、マローン、そしてレックス・ライアン(前NYJ HC)の3人とは今週既に1回目のインタビューを終えており、残すはプレイオフ初戦敗退組のテリル・オースティン(現DET DC)、トッド・ボウルズ(現ARI DC)の二人となりました。ただブランクオーナーのお母さんがご逝去されたため、オースティンとボウルズとのインタビューは予定を延期して行われるとのこと。

 現時点でHCの椅子が空いているチームはシーズン途中からトニー・スパラーノが代行HCを務めているOAKを合わせて全6チーム(ファルコンズ含む)。そしてファルコンズとの競合関係は以下のような感じです。

レックス・ライアン .............. BUF,SF,CBS(テレビ局),ESPN(スポーツ専門チャンネル)
トッド・ボウルズ ................ CHI,NYJ,OAK,SF
テリル・オースティン ........... BUF,SF
ダン・クイン ..................... BUF,CHI,NYJ,SF
ジョシュ・マクダニエルズ ....... SF
アダム・ゲイス .................. BUF,CHI,SF
ダグ・マローン .................. NYJ
キース・アームストロング ....... なし

 内部昇格組のアームストロングを除けば全員がどこかしらに興味を持たれているということで、誰が最終候補になるにせよ争奪戦になる可能性は高そう。特にSFは候補が丸被りしているためかなり気になる存在。
 ただライアンという確固としたフランチャイズQBがいるというのは争奪戦になった場合はかなり有利に働くのではないかと予想されています。フランチャイズQBを得られず苦労したHCは枚挙にいとまがありませんから。

 またこれはオーナーのお母さんが亡くなられる以前の情報ですが、早ければ来週にも、1回目のインタビューの結果を踏まえ、候補者を絞った上で2度めの面談を行う予定とのこと。

 ちなみにここまでのインタビューで特に中身の濃いものだったと報じられているのは、やはりオーナーのお気に入りで本命と目されているレックス・ライアン。約5時間にも及んだとかで、少なくとも2回目のインタビューに招かれるのはほぼ確実だろうと言われています。この人を狙う場合、最大のライバルは上記リストの後ろ2チームな気がします。


人事部門のリストラ
 今日の朝オーナーじきじきに発表されたニュース。リストラとは言ってますが、別に誰かが首になったわけではなく、文字通りの意味のリストラクチャリング(再構築)が行われました。

 具体的には

・FAやドラフト戦略に関わるスカウティング部門とサラリーキャップ管理を中心としたチーム全体のマネジメント部門を分割
・これまでほぼ人事の全権を委任されてきたGMディミトロフはスカウティング部門から一歩引き、マネジメント部門に専念
・アシスタントGMだったスコット・ピオーリをプロ、カレッジ双方の選手スカウティングの代表責任者に任命

 というのが大まかな内容。

 まあ一言で言ってしまえばディミトロフのチームにおける権限をほぼ半減させた格好ですね。HCを犠牲にGMが生き残ったと言われてましたがまさかこういう形で指詰めさせられることになるとは。
 ただこれに対してESPNのクリス・モーテンセンなどは「大騒ぎをするようなことではない」とも言っており、「ピオーリから与えられた人事案に対する最終決定権は依然としてディミトロフにあるままで、これはBALがやっているのと同じような形態の人事権である」とのこと。

 しかしもう一つ気になる噂としては、「ピオーリ→ディミトロフ」の人事ラインとは別に「新HC→オーナー」というラインが生まれるのではないかという話もあります。簡単に言うとHCがGMを介さずオーナーに直々に「あの選手が欲しいから獲ってきて」と言えるようになるってことですね。
 この噂の発生源になっているのが今回のリストラのタイミング。レックス・ライアンとの長時間に渡る濃厚なインタビューの直後のタイミングということで、レックスがHC就任の見返りとしてチームの人事に対する権限を求めた結果ではないかと言う論理。
 アーサー・ブランクがレックスにゾッコンだという噂が上がっている事や、そもそもブランクがチーム愛が溢れすぎて「金も出すが口も出す」タイプのワンマンオーナーだと見られている事(ディミトロフが勝っている間は口出ししなかったが、その信頼が消え去った今、チーム作りに関わろうとしている説)などが根拠みたいです。
 個人的な感想としては巧く出来たファンタジーだなあという感じです。少なくとも今のところは。いくらなんでもこんな大事なことを来るかどうかも不明な人間との5時間の会話だけで決めるなんて普通ありえないですし。NFLの世界が普通の世界かどうかはさておき。アーサー・ブランクの人となりについてはこの本を読んだ印象としてはまあそう思われても仕方ない部分もあるっちゃあるかな、といったところ。

 ちなみにESPNのファルコンズ番であるヴァーン・マクルーアは「ディミトロフ、ピオーリにとって最良のシナリオは古くからの友人であるマクダニエルズがHCに就くこと。逆にレックス・ライアンやダグ・マローンのように権力を求めるタイプが就任するのが最悪のシナリオ」と言ってます。そりゃそうだ。

 なんにせよ今回のHC探しは単なるコーチ人事にとどまらず、今後のフランチャイズのあり方を決める大きな選択になりそうです。

 なお私の現時点での希望は・・・・・・秘密です。ただ今年3年ぶりにおみくじで凶を引き「待ち人来ず」だったということは言っておこうと思います。


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この記事へのコメント:

Liger : 2015/01/09 (金) 03:57:14

月曜朝のあの試合が、もう遠い昔のようにも思えますが、その節は態々の御来援忝し。もうお身体の方の調子は大丈夫でしょうか。まだまだ寒い日が続きますのでどうか御自愛下さい。

スコット・ピオーリってアシスタントでATLに草鞋脱いでたんですか。
候補者の面子だけ拝見すると、守備畑の人の方が旬の様に見えますが、ATLの現状だと、攻撃畑のHCの方がシックリくるような気がしますね。あくまで自分の勝手な主観ですが、別に「オースティン出し惜しみ」という動機からじゃなくて(笑)。その辺はほとらサン的にはドッチ派でしょうか?

>今年3年ぶりにおみくじで凶を引き「待ち人来ず」
それはチャットでもお話しましたが、「今日」は「待ち人来ず」ってことですよ、きっと。
だから今月中には意中の人がATLのGMに就任してる筈ですよ。

ほとら : 2015/01/09 (金) 22:08:43

 ええ、おかげさまで体調の方はほぼ良くなりました。
 本当にシーズンエンドの後というのはいつも不思議な虚脱感のようなものに襲われ、時間の感覚などもおかしくなりますよね。ファルコンズもほんの少し前までプレイオフ争いをしていたなんて嘘のようです(笑)

 ピオーリはKCをカットになって休職中だった昨オフにNE時代のよしみでディミトロフが連れてきてました。NE時代とは立場が逆転しているのですけどね。

 個人的にはオフェンスはライアンやフリオがいる限り、OLさえ持てば誰が率いてもそれなりの成績は残せると思っているので、やはり守備を根っこから改善して欲しいという気持ちが大きいです。なので具体的に誰とは言いませんがディフェンス畑のHC希望ですね。現地ファンも同意見が多数派のようです。
 さて「待ち人」がやって来てくれればよいのですが、どうなるでしょうか。

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