Week 3 @DAL 雑感

 今のところ元ファルコン組で一番活躍してるのはロウリーみたいですね。大好きな選手だったので実に嬉しいのですが、反面やっぱり再契約しとけよという思いが。




デヴォンテ・フリーマン 30キャリー 141ヤード(平均4.7ヤード) 3TD 5レシーブ 52ヤード
 まずは試合前にこの御方を貶めるような発言があったことを土下座してお詫び申し上げます。誰ですかゾーンブロック適性に疑問とか言ったやつは。
 誰が走っても良くて1ヤードみたいなショートゲインやマイナスゲインが結構な数あったため平均としてはあまり伸びていませんが、逆に言うとそんなプレイがいくつもあった上にホームランもなかった(最長は17ヤード)にもかかわらずこの数字。ざっと数えたところ10ヤード以上のランが4回(さらに反則で1回取り消しあり)、5ヤード以上のランが14回でした。
 なんというか、一回レーンを見つけてからヌルッと進む感覚が実に新鮮。ブロッカーとディフェンスの位置を把握しつつ、どう走るのが最善か常に考えながら走っている感じで、パワーやスピード不足を頭と技術で補う頭脳派RBとでもいうべしょうか。また30回も持ってもラストまで全然疲弊が見られなかったのも◎。試合中にredgunさんとtwitter上で話題に上がったんですが、どうもこの人持てば持つほど調子が上がってくるタイプっぽいですね。コールマンが帰ってきてワンツーパンチ体制になってからどうなるか。
 またレシーブでも前半終了間近の2ミニッツ(正確には40セカンヅ)オフェンスでFG圏内に進む非常に貴重なRACを披露しており、クラッチ力も文句なし。


シャニーマジック
 フリーマンはもちろん素晴らしかったんですがそれ以上に賞賛したいのが開幕3週目にしてついに炸裂したシャニーマジック。DALのフロントセブンが欠場者だらけでベストには程遠かったのは差し引く必要はありますが、それでもアウトサイドゾーンランってのはレーンさえ開けばこんなに出るものなのかと驚愕するレベル。あっさりゾーンを破られるプレイもまだまだ多く、向上の余地は多分にありますが、よくぞあの寄せ集めOLの面子でこんなに早く結果を出したものだとね。ラン、パスのバランス含めたプレイコールも素晴らしくまあカイルさまさまです。
 そして忘れてはいけないのがFBディマルコの存在。本来のシャニーオフェンスでは決して多用されないというピュアリードブロッカーのディマルコを見事にシステムに組み込み、最大限に効果を発揮させていました。フリーマンの140ヤードのうち50ヤードくらいはディマルコの功績と言ってもいいくらい。最初のTDなどはまさにファルコンズの伝統とも言えるIフォーメーションとシャニーシステムの融合といえるプレイでした。あっぱれ。


ハーフタイムアジャスト
1.ディフェンス
 一発目のプレイでいきなり28ヤードラン。アルフォードのフェイスマスクのペナルティで15ヤード罰退をはさみ、38ヤードTDラン。と試合開始わずか3プレイ、オフィシャルクロック計測で開始1分もしないうちに7点を献上したディフェンスは本当にひどかった。このドライブだけならまだ浮き足立った結果で済ませられますが、その後もチェックダウンしか投げないウィーデン率いるDALオフェンスを全く止められず、DALの前半6ドライブ中4ドライブでTDを許しました。
 特にある程度予想していたとはいえDALのOLには完敗を超える惨敗。ランではお手本のように綺麗にブロックされ続け、ウィーデンへのプレッシャーも全然かからない。まさにライン戦を制すものはフットボールを制すの格言通りの展開で、全くDALオフェンスを止められそうな気配がありませんでした。
 が、そんなディフェンスが後半になって全くの別物に。先にスタッツだけ紹介しておくと、前半だけで16回131ヤード走られたランプレイは後半5回-4ヤード(最長2ヤード)と完璧以上のシャットアウトをしてみせ、トータルヤーデージも前半315ヤードに対し後半56ヤード。そして失点が前半28失点からの後半無失点と、ここまでのハーフタイムアジャストは過去に例がないんじゃないかと思うほど。
 いったいコーチ陣はどんな魔法を使ったのかと思うところですが、FSアレンのこちらの証言によれば、なんと戦術的には前後半で何一つ変えていないとのこと。ハーフタイムで行ったのは各人がタックルミスなど自分のミスを認識し、気合を入れなおしたことだけらしいです。いやいやいや、精神論だけで説明できるような差じゃあないと思うんですが、もし事実だとすればクインは恐ろしいモチベーター(もちろんDCリチャード・スミスの功績もあるんでしょうけど、申し訳ないですが彼はモチベーターには見えません)。なんかHCクジで大当たりを引いてしまったかもしれません。

2.ライアン
 ディフェンスのうんこっぷりに目が行きがちだった前半ですが、この日地味にひどかったのがライアン。序盤から判断が悪いうえに球がやたら低く、絶不調と言ってもいいほどの内容でした。なんとか2ポゼッション差で追いすがる展開で後半に入れたのは8割フリーマンの奮闘のおかげです(あとの2割はウィーデンのINT)。
 しかし後半に入るとエンジンがかかりフリオとのホットルート開通。フリーマンが走りまくってくれたおかげでプレイアクションも面白いように決まり、3試合連続となる第4Qでの逆転劇を演出。
 なんでもハーフタイム中ライアンはロッカーで誰よりも声を上げて選手たちを鼓舞して回っていたとのこと。自身の前半のパフォーマンスが悪い自覚もあったと思いますが、一番大事なポジションの選手が試合中に自力で修正し、チーム全体を盛り上げてくれるなんてこんなに頼もしいことはありません。


駄目ウォリロウ
 上述した開幕早々のビッグラン二つともでミスをする華麗な幕開け。その後もミスタックルを連発するわ、ブロッカーを全くかわせないわで、相手のビッグプレイ時にはことごとく絡んでいた印象。ディフェンスにスイッチが入った後半は特に悪目立ちしませんでしたが、これといったナイスプレイがあったわけでもなく。先週の怪我の影響も少なからずありそうですが、これが続くようだと守備崩壊。


伏兵LBストゥーパ
 第3Q、3点差にせまった返しのDALのドライブ。押せ押せムードの中あっさり3&アウトに成功か、と思ったらラフィングザパサーでダウン更新。下手をすればこの反則で流れがまたDALにいきかねないという場面、ここでブロッカー二人をド迫力ではねのけロスタックルを決め大きく雄たけびをあげたのがLBネイト・ストゥーパ。私が選手紹介の記事でスペシャルチーマーと紹介していた男です。結局このロスタックルが生きてダウン更新ならず、ファルコンズの逆転へとつながりました。
 実は先週からビーアマン、スコフィールドをほぼDEに専任させており、結果LBが足りなくなりストゥーパがちょこちょこ守備で出場機会を得ていまして、なかなか安定したプレイをしてはいたんです。しかし今回のこのプレイで一気に惚れました。
 ちなみに前半の試合展開を大きく左右した序盤のウィーデンのINTの際にもブリッツで入りウィーデンに最後にせまったのがこの人でした。短い出場時間の中で2つもモメンタムを引き寄せるプレイをしたこの人の名前、覚えておいて損はないです。


ビーズリー
 試合を通してほぼタイロン・スミスに完封。しかしやられっぱなしで終わらないのが今年のドラ1様。第4Qついに逆転に成功した返しのDALオフェンス、3rd&2という場面で大外一気のまくりからサックを決め逆転を狙うDALのドライブを3&アウトに終わらせました。こういう一番の勝負どころで大仕事を果たせたってのはそれ自体も素晴らしいですし、今後への自信にもつながりそうです。


フリオ
 平常運転。


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