2016シーズン振り返り WR

 ゲイブリエルって現地の発音がたまらなく好きなんですが一般性をとってガブリエルに。



フリオ・ジョーンズ
83レシーブ 1409ヤード 6TD

モハメド・サヌー
59レシーブ 653ヤード 4TD

テイラー・ガブリエル
35レシーブ 579ヤード 6TD

アルドリック・ロビンソン
20レシーブ 323ヤード 2TD

ジャスティン・ハーディ
21レシーブ 203ヤード 4TD

ニック・ウィリアムズ
5レシーブ 59ヤード 0TD

エリック・ウィームス
レシーブ記録なし

デヴィン・フラー<D7ルーキー> (開幕前にIR入り)
レシーブ記録なし


2015シーズン
 とにかくオフェンス最大の武器であるフリオを最大限生かそうというカイルと、困ったらとにかくフリオ目がけて投げるライアンという二人が醸し出すハーモニーは139レシーブ1871ヤードという個人成績としては文句なしの結果とともに、まさかの「ロディ問題」を生み出すことになりました。
 長年ライアンとチームを支え続けたロディはルーキー年以来の低調な成績に落ち込んだのみならず、明らかにオープンになってる時も無視される場面が散見されるという事態に。トレードこそ回避されたもののカイルはロディを必要としてないのではないかという話がチーム内外から上がるようになりました。
 さらにフリオが華々しい成績を残しながらもオフェンス全体としては「フリオorナッシング」というアンバランス状態で、シーズン終盤にはレッドゾーンまで進めてもそこでフリオを徹底的にマークされると何もできず、というライアンの時にも触れた「TD欠乏症」が深刻でした。
 またドラ4ながら期待していたルーキーのハーディは開幕からインアクティブが続き、終盤ようやくアクティブになってからはそこそこのパフォーマンスだったものの到底期待には及ばない結果に終わりました。
 あとなんか落球と怪我ばっかしてたWRがいた気がしましたが忘れました。


開幕前
 FAを前にしてロディカットという青天の霹靂。これについては言いたいことはたっぷり語ったのでもう特には触れませんが、とにもかくにもWR陣は「変わる」ことになりました。
 FAでは年平均7Mという明らかに実績以上の大枚をはたいてモハメド・サヌーを獲得。果たしてCINで3番手だった男にポストロディの価値はあるのか。多くのファンは懐疑的でした。
 ドラフトでは7巡でデヴィン・フラーを指名するも開幕前に無念のIR入り。
 あとはかつてWASでカイルと一緒だったアルドリック・ロビンソンとかつてCLEでカイルと一緒だったテイラー・ガブリエルという首になって求職中の二人を縁故採用。このあたりでロディやハーディの冷遇と合わせ、カイルの好き嫌い重視の選手起用に不信感を積もらせていた人も多かったはず。ええもちろん私もそんな一人でした。
 また前年度の活躍からフリオは史上初の2000ヤードレシーバーになるなんて声もありましたが、そんなことになったら二桁は負けるだろうなと思ってました。


開幕後
 カイルが改心したのかライアンが生まれ変わったのか、ライアンの時にも言ったように「フリオ頼み」からの脱却に完全に成功。まさかの成功。
 フリオは相変わらず化け物だし成績も抜群だしで何も変わってないです。故障で2試合欠場しましたがもともと身体中ボロボロで、それでも試合に出続け結果を残し続けてる選手なんで何も変わってないです。
 でも今年のフリオはあくまでオフェンスの大きな武器の“ひとつ”であり、決してフリオが全てではない。それが昨シーズンとは全く違います。フリオが欠場した2試合でともに40点超えとオフェンスの勢いが全く落ちなかったのもその証明だと言えるでしょう。
 これはフリオにとってもいいことで、常にオフェンス全てを担っていたような状況から、駒の一つへと負担が軽減されたことで、必要とされた時に最大限の仕事ができるようになりました。フリオ個人としても数字にして50キャッチ400ヤードほど成績は落ちましたが昨シーズンよりずっと印象は良いです。

 では昨シーズンフリオが一人で抱えていた負担はどこに行ったかと言えばそれはもちろん他の選手たち。
 
 サヌーはサラリーやら2番手という役割やらに見合った働きをできたかと問われれば「う~~~む」と15秒ほど腕組みした上で「No」と答えるしかないのですが、では期待はずれだったか役に立たなかったかと聞かれれば即答で「No」と言えます。
 ビッグプレイは全然ないですし、契約時点で勝手に私が設定した750ヤードというハードルにも届かなかったし、100ヤードゲームもなし、なんですが、決して悪い印象はないんですよね。レギュラーシーズンのGB戦終了間際の決勝TDをはじめ良い場面で良い仕事をしてくれた印象が強い。何よりプレイひとつひとつから必死さが伝わってくるのがいいんですよね。大型契約で満足してるという感じが全くせず、なんとかチームの力になろうとしてるのは非常に好印象です。高いけど。

 今年最大のサプライズ選手が「開幕前にあのブラウンズをカットされた」ですっかりお馴染みのテイラー・ガブリエル。
 5-8、165lbsと小兵選手と言われる選手達のなかでも極端に小さなWRですがその抜群のスピードを武器にセンセーショナルな活躍で一気に注目を集めました。特にARI戦で全く同じようなスクリーンプレイからのほぼ個人技でのTD2連発は圧巻。またスピードだけでディープの脅威になる選手というのはファルコンズにおいては非常に新鮮な存在ですね。一人でオフェンスの幅を大きく広げることができるカイルオフェンスの申し子となりました。

 ガブちゃん同様カイルのコネで拾われたロビンソンも出番は少ないながら要所でビッグゲインを重ねるなどプチサプライズ。サイドライン際での絶妙レシーブなどキャッチングの上手さが目立ちました。ちなみにフリオ不在の2試合ではガブちゃんとロビンソンがそれぞれリーディングレシーバーになりました。

 2年連続でひそかにめちゃくちゃ期待していたハーディは今年は開幕からアクティブ登録もスタッツは伸びず。ただ投げられたときはしっかり仕事してますし、4TDなど結果も少しずつ付いてきてます。彼のことを嫌っている(憶測)カイルがいなくなる来シーズンが勝負の年。

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この記事へのコメント:

ATLおじさん : 2017/02/03 (金) 02:35:19

ここまでガブリエルのまさにオフェンシブウエポン的な活躍に興奮してます。戦略の幅を広げることができるいい選手ですね。個人的にはニックウィリアムスにも期待してます!

ONIGIRI : 2017/02/03 (金) 03:20:19

終盤の少ない出場機会で、きっちり仕事をしたニックが好きです。小柄ながら、ヘルメットToヘルメットももろともせずにきっちりと1ダウンを取った試合。結果、脳震盪プロトコルでしたが、彼にもTD記録を残してあげたかった。

ほとら : 2017/02/03 (金) 07:15:05

>ATLおじさんさん
 ガブみたいな特徴がありすぎてプレイコーラーを選ぶ選手は珍しいですよね。そしてそれが見事にはまった時の爆発力は本当に魅力的だと思います。

>お二人へ
 まさかのニック・ウィリアムズ人気がw
 好感を抱かずにはいられない仕事人ですよね。私も大好きなんですが、どうせ誰も知らないだろうしと省略してしまいましたが失敗でした、ファルコンズファンならおさえておかなきゃいけない選手ですよね。

ふぇりっくす : 2017/02/04 (土) 00:03:50

ハーディの3rdダウンやレッドゾーンの球際の強さはもっと評価されていいと思うんですけど(^_^;)

ほとら : 2017/02/05 (日) 08:13:56

 ガブみたいなビッグプレイはないですがハーディのキャッチはかなり芸術的ですよね。今一番ブレークしてほしい選手だったりします。

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