2016シーズン振り返り LB

 タックルの数字はスペシャルチームでのタックルも加算されてるっぽいです。全部調べてから判明したんで修正しません。



ディオン・ジョーンズ <D2ルーキー>
[15試合出場 81%] 108タックル 11PD 3INT(2TD) 

デヴォンドレ・キャンベル <D4ルーキー>
[11試合出場 49%] 48タックル 7PD 1INT

フィリップ・ウィーラー
[16試合出場 31%] 28タックル 

ポール・ウォリロウ
[12試合出場 15%] 21タックル

ショーン・ウェザースプーン (Week4にIR入り)
[4試合出場 17%] 27タックル

ラロイ・レイノルズ
[16試合出場 12%] 30タックル


2015シーズン
 ドラ外からの入団以来、ファンからのブーイングをものともせずに不動の先発MLBを続けるウォリロウはクイン体制になってももちろん不動。見事3年連続チームのタックルリーダーに輝くとともにファルコンズのへっぽこディフェンスの象徴であり続けました。
 怪我さえしなければ一流のスプーンに変わって怪我さえしなければ一流のジャスティン・デュラントを補強しますが案の定怪我をして出場と欠場を繰り返すことに。
 そんな中サプライズ的な活躍を見せたのがネイト・ストゥーパー。安定感のあるタックルと勝負どころでのナイスプレイでファンの心をつかみました。


開幕前
 今振り返ればチームの転換期となったオフの動き。
 怪我ばっかりで計算できないデュラントを1年であきらめ、怪我ばっかりで計算できないショーン・ウェザースプーンさんと再び契約。ただスプーンはファンにもチームメイトにも愛される選手ですし、この動きは決して悪い印象はありませんでした。問題は昨年プチ旋風を起こしたストゥーパーを流出させたこと。ようやくLBに希望の光が見えたのにみすみす逃すなんて信じられない、と私を含む一部のストゥーパーファンは怒り狂ったとかなんとか。

 かくなる上はドラフトだ。ドラ1でラグランドなりマイルズ・ジャックなりダロン・リーなり獲ってくれ、というファンの声も届かずニール指名。続く2巡でようやくLBを指名したもののその選手は巷の評判ではせいぜいドラ3評価のディオン・ジョーンズ。なんでそんなリーチ指名してんだよ、とブーイングするファンもいたとか(私です)。ドラ4でもキャンベルを指名しますがこちらも素材型でリーチ気味、ブーブー。「専門家」たちのC評価を見ながらあーあ今年のドラフトはクソだな、来年ドラ1LBだな、なんて嘆いて過ごしたオフシーズンでした(やや誇張)。

 しかしその後キャンプインをするとジョーンズ、キャンベルに対する異常なほどの高評価の声の数々が少しずつ伝わってくるようになりました。特に「ディーボ(”Debo”ジョーンズのニックネーム)はヤバイ、すでにウォリロウからMLBのスターターの座を奪った」という話を聞いた時は驚きました。そもそもOLBだと思ってましたし、カレッジでもスターター経験1年しかない選手でしたから。それに腐ってもウォリロウ不動のスターターですからね、ポジション奪うにしてもよくてシーズン中盤くらいかと。
 まあそんなこんなでジョーンズとキャンベルに対して不安6割、期待4割の心境で迎えるシーズンとなりました。



開幕後
 MLB問題まさかの完全解決。
 ルーキーで100タックルってのはウォリロウだってやってるんですが、同じ100タックルでここまで印象が違うかね、と驚くほどのインパクト。ディーボさん、とにかく一つ一つのプレイのスピード感が半端じゃありません。下手すりゃリーグの全LB最速じゃないのって速さでサイドラインの端から端まで動き回る。そしてここぞという場面でサードダウンストップを決める。ラヴォンテ・デイヴィッドを初めて見たときと似たような衝撃を受けました。
 そしてなんといっても特筆すべきはパスカバーのうまさ。ドラッグルートで横にセパレートしようとするRBやスロットレシーバーにぴったりくっついてパスを叩き落す、こんな芸当できるLBなんてファルコンズに過去にいただろうか。
 ドラフト時に指摘されていたように簡単にブロッカーに捕まってビッグゲインを許すような場面もたしかにありましたが、これだけ早くプロに順応できたジョーンズですからこの欠点も克服できるんじゃないかと。そうなればリーグを代表するLBになる可能性だって決して低くはないと思われます。いやあそれにしても自分の節穴ぶりが恥ずかしくなりますね。

 もう一方のルーキーキャンベルは開幕週で故障し出遅れるものの、復帰後は先発に定着。かなりアグレッシブなプレイスタイルでタックルミスなどもちょくちょくありましたが素材型の選手が一年目でこれだけやれれば十二分に満足というパフォーマンス。ジョーンズほどではないですがスピード感抜群で、ジョーンズに負けず劣らずパスカバーがうまい。二人合わせて18PD 4INTってどう考えてもLBのスタッツじゃありません。
 クインは就任以来、自分が選手に求めるのは「スピードとフィジカル」だと言い続けており、私はそれをへーなるほどねーと漠然と聞いていたんですが今年のドラフティ達を見てクインの言わんとすることが良くわかりました。言っちゃなんですがスミッティ時代とはフィールド上から伝わるスピード感が全然違う。この2人にSのニールを合わせた3人はクイン哲学の申し子と言えると思います。

 ということで2人のルーキーに押し出され元不動のスターターだったウォリロウは無事控えに。これまで私はこのブログでもツイッターでもウォリロウに対して相当厳しいこと言ってましたけど、それはあくまで「先発ウォリロウ」に対するもの。いざ控えに回ってくれると真面目だし経験豊富だし安いしで非常に頼もしい存在になりました。故障者が出たらいつでも安心して出せる控えというのは実に貴重。散々薄給で酷使しておきながらひどい話ではありますけどね。

 出戻りスプーンはシーズン序盤往年の輝きを彷彿とさせるようなプレイも見せ、これは復活あるかと思わせてくれた矢先ににアキレス腱断裂。ただただ悲しい。この男が怪我と無縁だったら果たしてどれだけ凄い選手になっていたことか。

 予想外に出番が多かったのがジャーニーマンのウィーラー。ファルコンズには昨シーズンからスペシャルチーマー兼デプス要員として加入してたんですが、今年はローテーション要員としてキャンベルやブルックス・リードなどに代わってフィールドに立つ場面が多かったです。髪長いんで目立つんですがプレイ自体は特別可もなく不可もなくといった印象。

 レイノルズはたまにフィールドに出ては「あれ53番って誰だっけ?レイノルズ?ああそういやそんな人いたね」とプチ混乱を引き起こしてくれました。いや冗談でなく3,4回はこれやった気がします。記憶障害疑惑。


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この記事へのコメント:

ATLおじさん : 2017/02/03 (金) 15:04:48

レイノルズのことは私もよくあります。練習の写真を見て背番号53を見るとロスター見て誰か探してしまいます笑
おっしゃる通りLB陣にスピード感でましたね。ディオンはMLBやるには少しサイズ不足だろ、今年もウォリローと仲間たちでLBやるんだろうなと思ってました。ごめんなさい。

ディオン、キャンベル、スーパーも頼むぞ!

ほとら : 2017/02/03 (金) 19:08:06

 おおここにも53番の被害者がw
 ルーキーたちがこんなに活躍してくれたのは本当に嬉しい誤算でした。スーパーももちろんですが、来シーズン以降もどれだけ成長してくれるかワクワクが止まりませんね。

ふぇりっくす : 2017/02/04 (土) 23:41:15

ジョーンズは「ディーボ」って言うんですね。開幕からどう呼べば(呟けば)良いか多少困ってましたw彼に守備新人王を上げたいです。

ウィーラーは個人的に「無印良品」と呼んでます。色々使えて健康体が取柄的な。開幕当初キャンベルとウィーラーの区別がつきませんでしたw

しかしこう振り返るとウォリロウに同情と言うか愛着が湧くというか・・・(ファンは身勝手)LA戦でリターナーのファンブルにリカバー行ったのとか、STでも頑張ってるなと応援したくなります。

ほとら : 2017/02/05 (日) 08:29:37

 父親がディオン・サンダースの大ファンでディオンという名前をつけたんですが、同じくらいボー・ジャクソンも好きで、じゃあ二つくっつけちゃえってことで息子を「ディーボ」と呼ぶようになって、そしたら周りの人間もみんなディーボって呼ぶようになったそうです。語感がいいので私も今後ジョーンズのことディーボって呼ぼうかとおもってますw

 無印良品は秀逸ですね、特徴がないのが特徴というあたりがw

 ウォリロウは今オフFAですがどういう評価されるか気になりますねー

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