コエッターなう


 NYGがもしスーパー行けたとしたら、それは間違いなくファルコンズに勝ったという踏み台ジンクスパワーのおかげ。現実になりそうで怖いです。世間的にはシンデレラのSFを応援する人が多いでしょうけど一度言ったことなので決勝は青い巨人達を応援します。
 テキサンズは残念でした。ですが来シーズン以降もプレイオフ常連組になれそうな香りがぷんぷんします。しかしAFC南は村木率いるJACや、ある意味来期最大の注目チームであるINDもおり目が離せない地区になりました。




 さてそんな熱戦続くプレイオフを横で眺めつつ新OCのコエッターさんについて簡単に調べてみました。主な情報源はウィキペディアですので大した情報でもありませんが。あ、一応警告しておきますが以下の文はファルコンズファンの方はあまり見ない方が精神衛生上よろしいかと思います。


 カレッジ出身のコーチで、カレッジコーチ時代のハイライトは地元アイダホ州のボイジー州立大のHCとして当時弱小だった同校を98年から2000年にかけて2度のディビジョンタイトルとボウルゲーム勝利に導き、後の強豪校への足がかりを作ったこと。
 この成功を受け01年名門アリゾナ州立大HCに招聘。同校では06年まで指揮を執りボウルゲームにも4度出場しますが、06年のハワイボウルで敗れたことがきっかけとなり解雇。
 カレッジ指揮官としてはバーティカルパッシングアタックで有名で、後にNFL入りしたQBを何人も育てた名伯楽として知られてます。その錚々たる顔ぶれはマット・ハセルベック、アンドリュー・ウォルター、AJフィーリー、アキリ・スミス、ジョーイ・ハリントン。わあすごい スーパー出場QBやドラフト上位指名QBもいますよ、まぶしくて目が眩みそうです。またHCとしてランク校相手に2勝19敗という点も光りますね。多分地区優勝チームに勝てないファルコンズにぴったりなんじゃないでしょうか。

 その後07年にジャガーズにOCとして就任。この年はスミッティのJAC DCとしての最終年でもあり、ここで両者は1シーズンをともにしています。彼のJACにおける功績は私のような素人がとやかく言うよりも数字が雄弁に物語ってくれるかと思います。

 というわけでドン

2007 トータル7位(パス17位) 得点6位

2008 トータル20位(パス15位) 得点24位

2009 トータル18位(パス19位) 得点24位

2010 トータル15位(パス27位) 得点18位

2011 トータル32位(パス32位) 得点28位


 
 ・・・・・・前のエントリでポジティブに行くと言った手前、あんまり今後汚い言葉ばかり吐きたくないので、最初に一回だけ膿出しさせていただきたいのですが、現時点で見えてきた情報だけからではコエッターさんのどこをとってもファルコンズにとってプラスになりそうな面が見えません。アップセットを起こせない点、ハセルベック以外の教え子たちのプロとしての成績、パッシングオフェンスで有名だったにもかかわらずジャガーズOCとして年々チームのパスオフェンスを弱体化させている点、いずれも気分を暗澹たるものとさせてくれます。ただこれらは一概に彼だけの問題とも言えないので、新しい環境でどうなるかは分かりません。
 個人的に最も気になるのは彼の代名詞がバーティカルパッシングアタックなるものであることです。なんだよそれ、マーツさんじゃねぇか。どう考えてもライアンとは水と油な気がするんですが、大丈夫なんでしょうか。
 彼を選択した人間が誰かまだよく分かってませんが(多分ディミトロフでしょうけど)、責任重大ですよ。もしフリオのためにコエッターさんを選んだとかだったら、10ドラフトは最悪のドラフトだったと結論付けたくなります。


 ということで毒吐き終了。最後はちょっとだけポジティブに。
 まあ予想通りではあるんですけど、コエッターさん就任に対して地元の記者やファンからはブーイングの嵐。たかがコーチ人事でよくここまで罵詈雑言を吐けるものだと自分のことを棚上げして感心してしまうほどです。
 ただこれを見ていて思い出したのが08年、スミッティがHCに就任した時とドラフト全体3位でライアンを獲得した時のこと。闘犬とボビー・ペトリなんとかさんの悪夢覚めやらぬファルコンズファンたちは この時も、なんでHC経験もない無名コーチをHCにするんだ。なんでグレン・ドーシーを獲らなかったんだ、QBはチャド・ヘニーやブライアン・ブロームを下位で獲れただろうが。といった塩梅で吠え立て新GMディミトロフは無能というレッテルを貼っていました。そしてその後08シーズンを終え「ディミちゃんごめんね」状態になったわけです(もっともメリケン人はあんまり手のひら返しを恥じることはないみたいですが)。
 そういった状況を知ってる人間としては、意外とコエッターさん大爆発でファルコンズファン総土下座という可能性もありえるんじゃないかという気がしてます。

 それになんだかんだ言っても私はディミトロフのことを信用しているんですよね、こと人を見る目に関しては。なので私が信頼するディミトロフに信頼されたコエッターさんはそのディミトロフからの期待を裏切らないようにしてください。信頼は得るのは大変ですが、失うのは超簡単ですから。


 なお現地月曜11:00から記者会見を行うとのこと。非常に注目です。(その会見やDC争奪戦についてはたぶん週末まで記事投稿できないと思いますが)
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この記事へのコメント:

スカ社長 : 2012/01/16 (月) 15:25:16

今年見たゲームの中で最もショボイO#をやってたチームのOC
(MJDのクオリティを除く)
+
ハリン( ・ω・) ㌧育ての親

ん~いかにも「持ってなさそう」なんですが・・・
おっしゃる通り2008の「手のひら返しジンクス」に頼るしかなさそうですね。


スミスの言うように「バランス・アタック」は継続でしょうから、
RBをどう再構築するかが鍵になりそうですね。

私も「かなり」ターナーは信頼していない派なので・・・
でもエース・ジャクイズで大丈夫かと言うと・・・

ほとら : 2012/01/17 (火) 21:37:56

> スカ社長さん

 手のひら返しジンクスは、コエッターについて何一つポジティブな部分を見つけられなかった末の苦肉の策、というのは内緒です(笑)

 それはさておき、ハリントンやアキリ・スミスのネタキャラっぷりで印象が悪いとはいえ、ハイズマン受賞者でさえドラフトされないことも多いカレッジQB界隈において、何人もプロで通用する(と少なくともスカウトの目に映った)QBを育てたというのは決して簡単なことではないですし、もう少し期待してもいいのかな、という気が少しずつしてきています。基本的には楽天家なもので。

 ランに関してはなんだかんだ言ってもターナー中心になるのは間違いないでしょうが、少しずつクイズとキャリー数を分けていって欲しいとは思ってます。コエッターのJAC時代の数少ない功績のひとつにフレッド・テイラーからMJDへの非常にスムーズな世代交代というものがあり、それが再現されることを期待しています。
 クイズについてはカレッジ時代のハイライトやMJD,レイ・ライスの活躍を見れば見るほど エブリダウンバックとしてプレイする姿を妄想してしまうんですよね。

 まあ良い意味でも悪い意味でも予想を裏切られることが多いNFLの世界ですから(そこがNFLの一番の魅力だと思ってます)、開幕まで色々と妄想しながら楽しみましょう。

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