コエッターさんQ&A

 こちらも遅くなりましたが、現地月曜に行われたコエッターさんのインタビューです。

 チームオフィシャルで聞ける生音声と、それを文に起したアトランタジャーナルの記事を照らし合わせながら作業してたのですが、一番の収穫はNFLの実況を聞きながらずっと気になっていた「ジョンメンデス」なる謎の頻出単語が"tremendous"だったことが判明したこと。最初の音 j じゃないのかよ。ともあれ数年来の疑問が解けすっきり。



 意訳が多い、というかほぼ9割がた意訳です。相当原文無視している上、電子辞書貸出中につき分からない単語やイディオムは雰囲気で理解。テストで提出したら間違いなく0点というひどいものなので、素直に各自元記事を見ていただいたほうが良いと思います。基本的には私が自分で大筋を理解するためのものなんで。
 あ、明らかな間違い等が何かあったらご指摘ください。


Q ファルコンズにコエッター流オフェンスを持ち込むつもりか、それとも今までのファルコンズオフェンスを継続するつもりか?またノーハドルはどうなる?

A 多分、私が今までやってきたオフェンスとファルコンズのこれまでのオフェンス 両方のコンビネーションになるだろう。ファルコンズですでに十分成功を収めており、スタッフたちの戦術理解のあるオフェンスを捨て去るなんて馬鹿げたことだと考えているよ。
 ライアンのノーハドルが有効に機能しているのは明らかだし、今後もオフェンスの一端を担うことになるだろう。ただ、どの程度の割合になるかはまだ分からないがね。


Q 今シーズンのファルコンズとジャガーズの一戦についてはフィルムを見返したか?

A コーチ陣交代の関係でなかなか試合フィルムが手に入らないんだがあの試合は見返したよ。あの晩のファルコンズのプレイは素晴らしかった。早く今シーズンのファルコンズの全試合を見たいね。そのフィルムを手に入れるのが私の仕事に第一歩になりそうだよ。


Q ライアンとはうまくやっていけそうか?

A マットと一緒にやれるのがすごく楽しみだよ。彼については4年前のドラフト時にいろいろ調べたんだが、その時すごく気に入ったんだ。
 それに過去2年JACはアトランタで練習することがあったんだが、その際に何度かマットと話す機会が持てたんだ。話して分かったのは彼がフットボールのオフェンスというものを本当によく理解しているということだ。彼はただプレイに対してだけでなく、「勝利」に対して強い気持ちを持った男だ。マットや素晴らしいプレイヤーたちのいるオフェンスチームと一緒に働けるなんて最高だよ。


Q アトランタの町はプレイオフ勝利を渇望している。JACにおいて決して成功したとはいえないあなたのオフェンスで、こうしたファンの望みに答えることができると思うか?

A ファルコンズはこの4年間素晴らしい成績を残し続けているし、プレイオフの勝利も十分可能なはずだ。そのためにはプレイオフの舞台で彼らが自分たちの持てる力を出し切る必要があるが、その全力を出させてやるということがコーチの使命だと考えている。
 リーダーとしてもコーチとしても尊敬しているスミスHCを初めとしたファルコンズのスタッフたちのこれまでの実績は私にとっては大きなプレッシャーだ。だが周りからかけられる以上に、私は自分自身に大きなプレッシャーをかけているつもりだ。とにかく私は自分に与えられた使命が何なのかしっかり理解し、その使命を果たすために全力を尽くすつもりでいるよ。


Q あなたは今のNFLにおいて未だにランゲームが重要な役割を果たしていると考えるか?

A ランは依然重要な要素だし、それは今後も決して変わらないだろう。ディフェンスのコーチ達に最も守りにくいオフェンスが何か聞いてみるといい、きっと皆バランスアタックだと答えるはずさ。私は縦パスの信奉者ではあるが、バランスの大切さをよく理解しているつもりだ。
 ファルコンズにはラン、パス双方に強力な武器がある、それを有効活用しないのは愚策だろう。プレイメーカーだってボールに触れなければプレイメイキングできないからね。ただその活用方法にもノーハドルやスクリーン、プレイアクションなど様々なやり方があるが、はっきりしているのはランゲームがそれらの一つとして重要な役割を担っているということだ。
 JACにはフレッド・テイラーとMJDという二人の素晴らしいランナーがおり、私は彼らをチームの強みとして使ってきたし、それはテイラー引退後も変わらなかった。ファルコンズのターナーに対しても同じような認識を持っているよ。


Q GBとNOという2つのハイパーオフェンスチームのプレイオフ敗北についてどう考えるか?

A あれこそがNFLだよ。多くの人が今のNFLがディフェンスやランゲームなんて何の意味も持たないパスハッピーリーグだと言いたがる。
 だがこの週末に起こったことを見てくれ、ランとディフェンスでNOの上を行ったSFが勝ち、最強のパスオフェンスチームのはずのGBもホームでNYGに敗れ去った。
 勝敗には本当に多くの要素が影響し、だからこそ私達は試合をするんだ。チームとしてのケミストリーや、タイミング、故障、誰が元気で誰がそうでないか、そういった様々な要素が関わってくるんだ。
 今のNFLにおいてはあらゆるオフェンススタイルに勝利の可能性が秘められている。なぜなら試合とは相手との相性やその時の天候などのあらゆるシチュエーションが大きく関係するからね。この二試合はそうした様々な可能性を示唆してくれるものだったと思うよ。


Q 昨シーズンのファルコンズはロングパスやスクリーンプレイが機能しなかったが、それは主にブロッキングの問題だった。あなたはこのブロッキングの問題を改善できると考えているか?

A そうした戦術的質問に関しては、私がファルコンズの試合の映像を入手できてからならば、もっとしっかりした回答ができると思う。
 まだどういった問題がパスプロやブロッキングにあるかは分からないが、私はスクリーンプレイが大好きだし、スミスHCも私にスクリーンプレイの改善を期待してくれていると思っている。これは私に課せられた任務の一つだね。
 とにかく実際の映像を見るまでは、何が問題なのかどう改善するべきかはっきりとは言えないね。


Q コーチとしてあなたが影響を受けているのは?

A 高校、カレッジコーチだった父。サンフランシスコ州立大、UTEP,ミズーリ大の三校で一緒にコーチをしたアンディ・リード。ボストンカレッジ時代に非常に多くのことを教わったダン・ヘニング。オレゴン大で一緒だったマイク・ベロッティ。特に多くのことを学んだのはダン・ヘニング。


Q JACではここ数年QB陣が結果を残せなかったのに対して、ファルコンズにはライアンというQBがいることについてどう思うか?またライアンには何ができると思っているか?

A NFLにおいてQBというのは最も重要なポジションだ、ただパスを投げるだけでなく司令塔としての役割もある。
 ライアンはプロ入り後の4年間、優秀なQBであることを証明し続けてきた選手であり、そんな選手と一緒に働けるというのは私にとっては僥倖だ。
 NFLにおいて優秀なQBを持たないチームはずっとエリートQBを捜し求めるものだ。そして幸運にも優秀なQBを手に入れられたチームはそこを基点にチーム作りをしていく。ファルコンズはマットを中心として素晴らしいチーム作りをしてきたチームだ。そんなチームの一員になれることを私は心から喜んでいるよ。



以上。いくつかカットしている質問もありますので、詳しくは元記事をどうぞ。

 訳すので力尽きたため、細かい感想等はなしで。とりあえずJACにおける失敗についてはあまり触れて欲しくないようですね。あとアトランタの記者達のしゃべり方が汚すぎ。相対的にコエッターさんの落ち着いた口調の好感度が上がりました。なう。

 ちなみにノーランのインタビューはコエッターさんほど興味をそそられないので多分まとめません。決して面倒臭いわけじゃありません。


<おまけ>
 余力がないので訳しませんが、下は今ファンの間でちょっとした議論の的になっているコエッターさんの縦パス哲学を端的にあらわしているという一文です。

"You might complete that concept 67 percent of the time, but you’re only getting six yard plays. However, you may complete four verticals 48 percent of the time but you’re getting 18 yard gains, those are the kinds of plays I like better. I don’t like to work hard for four yard gains."  
 Dirk Koetter

 元となった記事はこちら

 う~む、正直オフェンスに関しては保守本流の私には賛同しかねる考え方ですが、コンサバ嫌いの派手好きな方はこういうのが好きなんでしょうね。

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