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ふぁるこんずOL今昔

 OLドラフティ二人の紹介も済みましたし、前回の記事のredgun1978さんへのコメント返しの意味も兼ねて、前から思っていたファルコンズのOLについての私見を簡単にまとめてみることにしました。ただいかんせん傍らで名人戦を観戦しながら書いたもんで(言い訳)、あんまりまとまってない上に尻すぼみの内容になってる気がしますが、書き直すのも面倒なんで、一意見として軽く流し読んでもらえればありがたいです。
 しかし名人戦をネットでプロの解説付きでリアルタイムで見れるとは良い時代になったもんです。



 これまでファルコンズのOLは下位指名やドラフト外のあまりサイズに恵まれていないような選手を叩き上げで起用するという一種の伝統とも言っていい特徴がありました。redgunさんも指摘されておられましたが、ドラフトで最初の指名権二つをOLに投資すると言うのはチームにとっては極めて珍しいケースです(ちなみに2000年に2巡37位でトラヴィス・クラリッジを指名したのが「最初の指名権」をOLに使った一番最近の事例で、またベイカーさんの前に1巡指名されたOLとなると93年のリンカーン・ケネディにまで遡ります、ってケネディってファルコンズにいたんですか、知らんかったです)。
 ではなぜ今までファルコンズは上位でOLを獲らなかったのか、そしてどうして今年は大きく伝統に逆らう結果になったのか。

 素人考えで恐縮ですが、私は近年(2000年代)のファルコンズのOLを語る上で最も重要なキーパーソンはヴィックとアレックス・ギブスの二人だと思ってます。
 少々乱暴な言い方をすると、OLに求められていたのは、パスプレイにおいてはきっちりプロテクションすることよりヴィックが気持ちよくスクランブルできる環境を作ってやることであり(例えばLTは内側はある程度抜かれてもいいから、外から回りこまれるのだけは死守しろといった感じ)、ランプレイにおいては個々人がDLを圧倒するのではなく、ギブスのゾーンブロックのスキームを理解し、ユニットの連携によってランニングレーンを作ることでした。
 このような環境下でしたので、一対一で相手を支配できるサイズと実力を持ったプロボウル級選手(ドラフト上位指名選手)に高額投資する必要がなく、むしろプライドを捨ててシステムの歯車になれる雑草精神とクレバーさ、そしてフィールドターフに向いた軽いフットワークを持った選手が好まれたのではないかと思います。ケヴィン・シェイファーなんかがその代表格でしょうか(今どうしてるんだろう)。

 しかしライアンというヴィックの対極に位置するポケットパサーに命運を託すことを決めて以来、この二人の影響からいかに脱却していくかが、ディミトロフにとっての大きな課題の一つだったのではないかと愚考します。
 ディミトロフの算段としては既存のノーネームOLを少しずつドラフティと入れ替えていくことで、ヴィックやギブス仕様のOLから「ライアンのためのOL」へとシフトチェンジしていくつもりだったはずで、そのための指名がベイカー(08年ドラ1)でありマイク・ジョンソン(10年ドラ3)だったと思われます。残念なことに彼らは故障もあって期待に答えられずにいますが。(余談ですが、ベイカーさんのキャリアハイはルーキーシーズンの中盤あたりだったと思います。怪我なく順調に成長さえしていれば十分指名位置に見合う活躍ができるポテンシャルは持っていたと見てます)

 昨シーズンのOL崩壊の後押しあってのことですが、今回のドラフトは「ライアンのためのOL」構築に本腰を入れた結果と言っていいと思います。
 指名された二人に共通する大きな特徴は、とにかくサイズに恵まれていることです。もちろん単にでかい選手が良い選手というわけではないですが、こればっかりは練習で得られない天賦の才能であり、ヴィックやギブスの時代には要求されなかった一対一でディフェンスを圧倒するために必要な才能です。ディミトロフもドラフト後のインタビューで二人のサイズと力強さを何度も強調してました。恐らくライアン仕様のOL構築において何より重視していたポイントだったのでしょう。
 ディミトロフの思い描く「ライアンのためのOL」が完成するのがいつになるか分かりませんが、願わくばこのドラフトが完成にむけての大きな一歩になってほしいところです。

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この記事へのコメント:

redgun1978 : 2012/05/25 (金) 12:19:10

なるへそφ(。。;)メモメモと。いわれてみると、ドラフトでツモれるようになってからOLにかぎらずチームがマンパワーに移行中なのかなと感じます。B選手を集めてバランス力突き詰めてAチーム作成、プレーオフで限界感じ、打開してSチーム作ろうとしてちょっとチグハグな昨年、そして今年。うはっ、そろそろスーパーボウル取れちゃいますね。でも結局今年もプレーオフで限界感じ、、、、やめましょうw。

ほとら : 2012/05/27 (日) 06:42:43

 マンパワーとシステムの関係は難しいですよね。ただディミトロフ/スミッティ政権の基本姿勢として、現状さほど大きなニーズでない箇所はドラフト下位や安価なFAで少しずつ補強、対して明らかなニーズにはドラフト上位や大型FAでどかんと補強、といったことが言えるかと(まあ、どこのチームでもやってる当然のことなのかも知れませんが)。つまり一方でデプス強化をはかりながも、もう一方では常にマンパワーも重視してきたんだと思います。
 このオフも色々不満はありましたが、なんだかんだで今はかなり満足していますし、チーム力自体は確実に上がっていると思います。最終的にどういう結果になるかは両コーディネイター次第かな、という気もしますが、多少なりとも頂点を夢見れる立場にいることがありがたいですね。

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