新人さん紹介 ジョナサン・マサクワ

 藤井先生おめでとうございます。これはプロボウラー"C4”ムーア誕生あるな。



 ファルコンズもようやく遅めの第一回OTA開始&終了。サミュエル2INTだとか、ベイカーさんファーストチームだとか、パーマーが「ミッション」のためにセルビアに行っただとかぽつぽつ面白そうな情報も入ってきてるので、さっさと新人紹介も終わらせようということで、上位3人以外の方々はひとまとめに紹介する予定でした。いってもFBより下の指名ということですし。
 しかし間の悪いことについ先日こんな記事が。その前にも似たような内容のこういう記事もありましたし、無視するのも気が引けますので個別に紹介。余計な作業を増やしやがって、という気持ちが全く無いわけではありません。

 しかしパーマーさんにおかれましてはどちらの特殊部隊に所属されているんですか。



5巡164位
ジョナサン・マサクワ DE 6-2 264lbs(注) トロイ大 (注:数字はチーム公式のもの)
massaquoi

 ホームズと同じくコミュニティカレッジからの編入組。ただし彼の場合、もともと高校時代スタープレイヤーでトロイ大からリクルートされていたにもかかわらず、頭の問題(脳震盪とかじゃありません、念のため)で入学できなかったという事情あり。仕方なく入ったコミュニティカレッジをナショナルチャンピオンに導くという実績を引っさげて、あらためてトロイ大への転籍に成功。
 編入後1年間の赤シャツ期間を経ての2010シーズン、3年越しでようやく憧れのステージに立ったマサクワは鬱憤を晴らすかのように13.5サック,20.5ロスタックルと大爆発。マイナーカンファレンス所属ながらドラフトモッカーたちからは12年ドラフトの隠れた目玉とも言われるように。
 そしてさらなる飛躍を期待された昨シーズンでしたが、6サック,10.5ロスタックルとビッグプレイがほぼ半減してしまうというまさかの大失速。1年前には2巡クラスとの評価さえあったにもかかわらず、結局ドラフトでは5巡下位までフリーフォールの憂き目にあってしまいしました。

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 彼の場合やはり大ブレークした2010年と期待はずれに終わった2011年、どちらが本当の姿かというのが一番のポイント。ちなみに単純比較はできませんが、2010年の数字は今年PHIに2巡指名されたDEヴィニー・カリーとほぼ同等、カンファレンスのレベルも同じくらいです。
 失速の原因については色々と言われています。前年の活躍でマークがきつくなったことや、主なポジションがLEからREに移ったこと、チーム力自体が低下して彼にかかる負担が大きくなってしまったことなどなど。そんな中でファルコンズが一番注目したのは彼の体重だった、というのが上記2つの記事で言われていることです。
 10シーズン、マサクワは大体260ポンド前後の体重でプレイしていたようですが(一番よかった時は255ポンド程度だったという声も)、11シーズンはさらにパワーアップするため275ポンドにまでバルクアップしてシーズンイン。「小さすぎ、プロでDEは無理だろ」といったサイズ不足を疑問視する周囲の声を払拭したいという思いもあったのでしょうが、これが完全に裏目に出て、パワーと引き換えに出足の鋭さを失い、また持ち味だったテクニックを駆使したパスラッシュではなくブルラッシュに頼りがちになってしまったようです。まさに父さんを超えてしまったトランクス状態。
 
 ということでチームはドラフト後に減量指令。ルーキーミニキャンプには259ポンドでやって来ており、スミッティはキレの戻った彼の動きに非常に満足していたようです。

 実際、サイズ不足というのは動かしがたい事実でフルタイムのDEとしてスターターになるのは厳しいでしょう。そう簡単にフリーニーやマシスが見つかったら苦労しません。しかしチームは彼にパスラッシュスペシャリストとしての才を見出している模様で、スミッティは「260ポンド以下でもサック量産できる選手はNFLにいくらでもいる」と言ってます。よってロールプレイヤーとしてパスシチュエーション、特に昨シーズン最も私の心臓によろしくなかったサードダウンロングの場面で積極的に起用される可能性は十分あります。ヒゲももういませんしね。
 またノーラン次第では3-4OLBとして育成する道もあります。トロイ大時代はパスカバーもそれなりに評価されており、もともと多くのモックでOLBと見られていましたし(ただ個人的にはパスカバー度外視でパスラッシュ馬鹿一直線の道希望)。
 ちなみに「俺はスポンジになりたい」というのがミニキャンプでのマサクワの弁。スポンジボブとかいう物の怪の魅力が1ミリたりとも理解できない日本人としてはあんなものになりたがる人の気が知れませんが、是非夢を果たして色々と吸収してください。もちろん当面の目標はロスター残留ですが。キャラ被りまくりのシドブリーにとっても気の抜けないオフになりそうです。

 いずれにせよ一つ言えるのは、5巡にしては色々妄想できる良い拾い物だったなということです。トロイ大出のパスラッシャーということでオシ・ユメニオーラ,デマーカス・ウェアという偉大な2人の先輩の名前がよく出ますけど、背が低いサッカー選手が決まって和製マラドーナとか言われるようなもんで、流石にそんな過度な期待はしません。彼ら1巡ですし。トレント・コール(5巡)とかアーロン・カンプマン(5巡)ぐらいで我慢してあげます。ジャレッド・アレン(4巡)でもいいです。訂正:オシは2巡でした

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